マリリン・マンソンの報復行為に怯えていることを明かす
複数の女性から性的暴行や性的人身売買で訴えられているミュージシャンのマリリン・マンソンことブライアン・ワーナーが、2007年から2010年にかけて交際していた俳優のエヴァン・レイチェル・ウッドの息子に“危害を加える”と脅していたことがわかった。
現在、エヴァンは息子の親権をめぐって元夫で俳優のジェイミー・ベルと裁判で争っており、“マリリンから脅迫された”という主張は親権争いの一環として提出された申告書に記載されていたという。
エヴァンによると、マリリンから息子のジャックを「犯してやる」と脅されたことがあるそうで、英Daily Mailが入手した法的文書には「当時も今も彼の脅しを真剣に受け止めている」と記されていた。さらに、身の危険を感じ、自宅に防弾ガラスの窓や鉄製のドア及びフェンスを設置したことや、自分と息子の安全を守るために、ロサンゼルスからテネシー州のナッシュビルに引っ越したことも明らかに。
フロントロウでお伝えしたが、虐待の被害者であることを以前から公表していたエヴァンは、今年2月、自身にPTSD（心的外傷後ストレス障害）を負わせるほどの凄惨な虐待を加えた人物がマリリンであったことを明かし、出会った当時、まだ未成年だった自身に対してグルーミング（※）を行なったと告発した。
※性的搾取を行うことを目的に接近し、精神的に支配する行為。
以来、エヴァンはそのことに腹を立てたマリリンから“仕返し”されることを恐れているそうで、法的文書を通じて「私は彼の手によって肉体的にも精神的にも深刻な外傷を受けました。証言をした私への報復として、彼が私や息子、家族に危害を加えようとするのではないかと心配しています」と不安を口にしている。
ちなみに、ご存じの方も多いと思うが、マリリンはドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロス役で知られる俳優のエスメ・ビアンコをはじめとする複数の女性から、性的暴行や性的人身売買で訴えられており、警察による捜査が行われている。（フロントロウ編集部）
