1980年12月8日にニューヨークの自宅前でファンを名乗る男に殺害されたジョン・レノン。ザ・ビートルズのギターボーカルとして世界中で人気を集め、ソロ活動を始めてからも多くの名曲を残した彼の死を、当時のファンたちはどのようにして悼んだのか。歴史的な出来事となった事件の当時の様子を写真で振り返る。(フロントロウ編集部)
画像1: ジョン・レノン殺害の後に起こったことを写真で振り返る【特集】

 ジョン・レノンの死後、ニューヨーク市のルーズベルト病院にファンが集まった。

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 ジョン・レノンが射殺されたというニュースを受け、ニューヨークのジョン・レノンの家、ダコタ・ハウスの前に押し寄せたファン。建物の上部には、弔意を示すための半旗が掲げられている。

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 1980年12月8日、ジョン・レノンのファンによる追悼集会が開かれた。彼らは夜を徹してジョンの死を悼んだ。

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 追悼集会でジョン・レノンの写真のそばに花を捧げる追悼者。ジョンの写真の上下には、ザ・ビートルズのヒット曲のひとつ「ハロー・グッドバイ」という言葉が。

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 1980年12月9日のニューヨーク・ロングアイランドの日刊紙「ニューズデイ」の一面。見出しは、「John Lennon Slain by Waiting Gunman(待ち構えていたガンマンに殺されたジョン・レノン)」。

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 1980年12月9日、ロサンゼルスのセンチュリーシティで行われたジョン・レノン追悼のキャンドルセレモニーに参加した2,000人以上の群衆。

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 1980年12月9日、ジョン・レノンが殺された翌日、現場であり自宅でもあったダコタ・ハウスの外には、厳戒態勢が敷かれた。

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 ジョン・レノンの追悼セレモニーは事件があったニューヨークだけでなく、全米各地で開催され大勢のファンが参加した。こちらは、1980年12月13日にデンバーで行なわれたキャンドルセレモニー。寒空のなか、推定300~400人が参加した。

画像9: ジョン・レノン殺害の後に起こったことを写真で振り返る【特集】

 1980年12月14日、ニューヨークのセントラル・パークには、ジョン・レノンに10分間の黙とうをささげるため、10万人もの人々が集った。黙とうの前後30分は、若者たちに影響を与えたビートルズの音楽がスピーカーから流れていた。

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 セントラル・パークで開かれた黙とう集会。「We Still Love John(我々は今でもジョンを愛している)」というプラカードが掲げられており、人々の悲痛な表情からは悲しみが伝わってくる。

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 1980年12月14日、セントラル・パークで行われたジョン・レノンへの黙祷会ですすり泣くファン。

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 追悼の波は世界各地でも起き、当然、ここ日本でも。1980年12月24日、ジョン・レノンの死を悼み、「ジョン・レノン・フォーエバー」と書かれた横断幕を持って、東京・銀座の街を行進する約5千人のジョン・レノンのファン。

(フロントロウ編集部)

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