『SATC』続編の出演者がネタバレ防止対策を明かす
現地時間12月9日からHBO Maxで配信がスタートするドラマ『And Just Like That…(原題)』の徹底したネタバレ防止対策が話題になっている。
『And Just Like That…』は、1990年代後半から2000年代にかけて一世を風靡したドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の待望の続編で、前シリーズに続き、主人公でコラムニストのキャリー・ブラッドショーをサラ・ジェシカ・パーカー、キャリーの親友で弁護士のミランダ・ホッブス役をシンシア・ニクソン、キャリーのもうひとりの親友でアートディーラーのシャーロット・ヨーク役をクリスティン・デイヴィスが演じる。
フロントロウでも何度かお伝えしたが、数ヵ月前からニューヨーク市内で同ドラマの撮影を行なうキャストの姿が目撃されており、服装やシチュエーションなどからどういったストーリーになるのかがファンのあいだで予想されてきたが、それらの撮影風景のなかには“偽物”も混じっていたという。
先日、ドラマの宣伝のために米トーク番組『The Late Show with Stephen Colbert(原題)』に出演したシンシアとクリスティンも、ネタバレを防ぐために本編とは無関係の「偽シーン」を撮影したことを認めている。
撮影中、つねにネタバレの心配をしていたという2人に対し、番組司会者のスティーヴン・コルベアが「君たちがニューヨーク周辺で偽のシーンを撮影して、人々を混乱させたっていうウワサを耳にした」と話を振ると、クリスティンは「ええ、間違いなく」と即答。対するシンシアは「そんなことは絶対にない」と笑いながらいったんは否定するも、「でも、本当かもしれない」、「みんなに知ってほしくないの。私たちはただみんなに見る前からネタバレしてほしくないだけ」と付け加えた。
ちなみに、『セックス・アンド・ザ・シティ』は過去2回にわたって映画化されているが、そのときもストーリーがバレないように、わざわざ主要キャストが駆り出してまで偽のシーンを撮影したと言われている。(フロントロウ編集部)