冬のベースメイクにはコツがあった!
リキッドファンデーションは、ほかのファンデーションに比べてカバー力が高く、崩れにくいのが特徴のベースメイクアイテム。少量でもよくのびて、カラーバリエーションも豊富なリキッドファンデーションだけれど、乾燥する季節は粉吹きしやすいのが難点。
そんな冬の困ったカサつきや粉吹きを防いで、しっとりツヤのある美肌をつくるリキッドファンデーションの塗り方とコツを海外のメイクアップアーティストたちが米Instyleで紹介。
コツ1.化粧下地はマスト
プロいわく、どんなリキッドファンデーションを使うにせよ、ベースメイクで真っ先に見直したいのは「化粧下地」。
メイクアップアーティストのドミニク・レルマは「厳しい冬の乾燥に悩んでいるなら、最初のステップは化粧下地を見直すこと」とコメント。続けて、「(化粧下地は)ヒアルロン酸やグリセリンなどの保湿成分をたっぷり含んだものがいいね。毎日のメイクに取り入れてみて」とアドバイスした。
コツ2.ファンデは叩き込むように塗る
リキッドファンデーションを塗るとき、指やブラシを使って肌に滑らせるように塗る人というも多いと思うけれど、肌が粉吹きしやすい乾燥肌の人は要注意。
メイクアップアーティストのビリー・ジーンは「(リキッドファンデーションを)ブラシや指で滑らせるように塗ると、肌に摩擦が生じて、余計に肌がカサついて見える可能性がある」と指摘。「ファンデーションを粉吹きさせたくないなら、必ずブラシやメイクスポンジを“叩き込むように”塗るのがポイント」と明かした。
コツ3.パール入りのリキッドファンデは避ける
冬になると肌が乾燥しやすいからと、パールやラメが配合されたツヤ系のリキッドファンデーションを愛用する人もいるけれど、メイクアップアーティストのカサンドラ・ガルシアいわく、乾燥肌に悩んでいるなら「むしろ避けたほうがいい」と忠告。
その理由について、カサンドラは「これらのラメやパールが多く入っているタイプのリキッドファンデーションは、時として肌の乾燥や毛穴を目立たせることがあるから」と説明。そのため、肌にツヤ感を出したい場合は、ベースメイクアイテムとして取り入れるのではなく、必要に応じて頬骨や鼻筋にハイライトパウダーやクリームをプラスしたほうがいいと助言した。
乾燥を感じさせないしっとり美肌をつくるプロのテクニック。どれもすぐに取り入れやすい方法ばかりなので、乾燥肌に悩む人はぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)