『キック・アス』の新作が現実のものに
映画『キック・アス』は、2010年に公開されたスーパーヒーロー映画。アーロン・ジョンソン、クリストファー・ミンツ=プラッセ、ニコラス・ケイジ、マーク・ストロングなどが出演し、当時13歳だったクロエ・グレース・モレッツの出世作になったことでも知られている。

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長きにわたり新作の制作が望まれてきた本作だが、このたび1作目の監督を務めたマシュー・ヴォーンがリブート版の計画が進んでいることを明かした。
映画『キングスマン:ファースト・エージェント』のグループインタビューに参加したヴォーン監督は、「『キック・アス』のどデカいリブート版が2年後に控えている。ビッグ・リブートだ」と、期待高まるコメント。
彼自身もこの計画にははなり興奮しているようで、「ヤバすぎて(内容は)話せない。でも準備はできている。2年後に権利が戻ってくるから、その後リブートするつもり。人々が『彼は正気とは思えない』と思うような」と、かなりの衝撃作になることを予感させた。

マシュー・ヴォーン監督
「なぜ『キック・アス3』ではなく『キック・アス』をリブートしようと思ったのか」と質問されたヴォーン監督は、「この作品に(オリジナルの)登場人物がいないとは言っていないし、今後も登場しないとは思っていない。ただ、誰もが想像しているような作品ではないと言っているんだ。そして、新しい『キック・アス』をやるには、とても勇敢な俳優や女優が必要で、彼らはみんな心から怖がることだろう」と、意味深な発言。「リブート」としつつも、オリジナルのメンバーが登場する可能性があるのか、ガラッとキャストを入れ替えたものになるのかについては、深く言及しなかった。
『キック・アス』の新作については、最近クロエ・グレース・モレッツが「私は『キック・アス3』をやりたいと思ってる。ヒット・ガールの行く末や、大人になった彼女の姿を見るのはとても楽しいと思う」とコメントしたばかり。
2年後に制作される『キック・アス』の新作に世界の注目が集まっている。(フロントロウ編集部)