ケンダル・ジェンナーが不安への対処法を伝授
カーダシアン/ジェンナー家の四女でモデルのケンダル・ジェンナーが、インスタグラムのストーリーを通じて、自分と同じく不安に悩む人たちに向けてメッセージをおくった。
2017年と2018年に2年連続で「世界で最も稼ぐモデル」の座に輝くなど、モデルとして大成功を収める一方、不安障害やパニック発作に悩まされていた過去があるケンダルは、「まだとても幼かった頃に息切れがして、母のところに行ってそう言ったのを覚えている。今にして思えば、あれは不安によるものだった」と米Vogueの動画シリーズ『Open Minded(原題)』で語っている。
今でも時折、不安に襲われることがあるというケンダルは、愛読書であるクレオ・ウェイドの著書『Cleo Wade's book, Heart Talk: Poetic Wisdom for a Better Life(原題)』の一部をシェア。
黄色い線が引かれている箇所には、不安に襲われたときの対処法が書かれていた。
「ストレスや不安から来る感情にどんなに圧倒されようと、私たちは人間であるということを忘れてはならない。“それ”がやってくるのをコントロールすることはできないかもしれないが、“それ”を解放する力を私たちはつねに持っている。いったん立ち止まって、ゆっくり、じっくりと呼吸をする。前向きに考えよう。自分の強さを思い出して。そのような感情はやがて去っていく。なぜなら、あなたという神聖な自己のなかに、自分の居場所がないことを知っているから」
メンタルヘルスの大切さを提唱するケンダルは、数年前からリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』や自身のSNSを通じて、不安との闘いについてオープンにしてきた。不安障害の実態を伝えるべくスタートしたVogueの動画シリーズ『Open Minded』は、臨床心理士などの専門家が問題をきちんと解説してくれることもあり、ファン以外の人たちからも高評価を得ている。(フロントロウ編集部)