プロが教える唇の特徴別のメイク法
唇は、人それぞれ違った特徴があるのにメイク方法は同じことが多いパーツ。でも目元の特徴に合わせたアイメイクや輪郭に合わせたチークのメイクがあるように、リップメイクにもそれぞれに合ったテクニックがある。
メイクのプロによると、唇の厚さや形といった人それぞれの特徴に合わせたリップメイクを取り入れることで、顔全体のバランスをよく見せられて、より魅力的な唇を演出できるという。プロが明かした、唇の特徴別のオススメの塗り方をご紹介。
薄い唇
厚みが少なく、どちらかというと薄めの唇に合うのは、ほどよく立体感をアップするリップメイク術。
米コスメブランドAJ Crimson Beautyの創業者でメイクアップアーティストのエージェー・クリムソンは、「まずリップライナーでほんの少しオーバーめにラインを引き、次にリップを塗って、さらに唇の中央あたりに明るめのリップやグロスを重ねてみて」と米Mind body greenでアドバイス。オーバーリップで唇を厚く見せながら、中央に明るさや光沢感をプラスすることでハイライト効果が得られて、ふっくら感が強調されるという。
上下の唇の厚さに差がある
上唇と下唇の厚さに差があるなら、コンシーラーとリップライナーを効果的に使い分けるテクニックがオススメ。
エージェーは、「薄い方の唇にはリップライナーでオーバーラインを引き、厚い方の唇には輪郭をなぞるようにコンシーラーを引くといいよ」と説明。オーバーラインとコンシーラーのカバーによって差が目立ちにくくなり、バランスがよく見えるそう。
口角が下がり気味
口角が下がりぎみなら、暗めのカラーのリップライナーとコンシーラーを駆使したメイクが好相性。
メイクアップアーティストのサバンナ・セントジャンは、まず下唇の両サイドの下をコンシーラーでなぞり、次に上唇の両サイドを暗めのリップライナーで埋めるという、かなり裏技的なテクニックを伝授。その上から好みのカラーのリップを重ねると、目の錯覚によって口角がほんのり上向きに見えるそう。
メイクのプロが教える唇に合うリップメイクのコツ。ほんの少しの違いで印象が変わるので、ぜひその差をくらべてみて。(フロントロウ編集部)