“白タンクトップ”のイメージがある『ワイスピ』のヴィン・ディーゼル
ヴィン・ディーゼルは、映画『ワイルド・スピード』シリーズで知られ、『トリプルX』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』といった大作映画に多数出演している人気俳優。
彼は、映画『ワイルド・スピード』シリーズの中でドム役として頻繁に白のタンクトップを着ているばかりか、映画のプレミアや様々なイベントでも白のタンクトップを着ている。
一見ただの私服に思えるその服装だが、実は彼がそれを着続けているのには意外にも理由があった。
ヴィン・ディーゼルが白タンクトップを着ている理由
まず、『ワイルド・スピード』のドムが白のタンクトップを着ている理由としてヴィンは、「ドムはかなりストイックで飾り気のないキャラクターで、どこかの車のボンネットの下にいるのが想像できる」からであると米USA Todayのインタビューで語っている。確かにあの車好きのドムであれば、いつでもタンクトップ姿で車の整備をしていそう。
そして、自身が好んで白のタンクトップを着ている理由は、実は『ワイルド・スピード』シリーズが始まるよりずっと前にあるとコメント。
ヴィンは俳優として活動し始める前の17歳の頃、あるナイトクラブで用心棒をしていた。「ヴィン・ディーゼル」という芸名はその時に作ったもので、ヴィンは本名の「ヴィンセント」から、そして「ディーゼル」は、ディーゼル燃料で動く機械のようにパワフルな印象から取られた。
そしてそのころのヴィンはとにかく貧乏で、オフブロードウェイの仕事をこなしながら、GAPで買い物をして、シャツやタンクトップを月末にまとめて買っていたという。白のタンクトップは、そのころからずっと着用しているのだそう。
ヴィンは現在54歳だが、17歳のころに着始めた白のタンクトップをいまだに愛用しているとは驚き。彼のその強い執着心も、映画『ワイルド・スピード』が長寿のシリーズとなり、大ヒットを続けている理由の一つなのかもしれない。(フロントロウ編集部)