9歳にしてシンガーとして様々な賞を受賞
母親にビヨンセ、父親にジェイ・Zの第1子として誕生したブルー・アイヴィー(9)は、2019年にビヨンセが声優を務めた映画『ライオン・キング』の全米公開日に合わせてリリースされたインスパイアード・アルバム『The Lion King: The Gift(ザ・ライオン・キング:ザ・ギフト)』に収録されている「Brown Skin Girl(ブラウン・スキン・ガール)」でシンガーとして本格的にデビュー。
「Brown Skin Girl」がBillboard Hot 100にランクインしたことで、ブルー・アイヴィーは全米シングルランキングに最年少でランクインした女性アーティストとして認定された。
そして、ブルー・アイヴィーはソウル・トレイン・アワードでアシュフォード&シンプソン・ソングライターズ・アワードや、全米黒人地位向上協会(NAACP)が主催するNAACPイメージ・アワードにおいてアウトスタンディング・デュオ、グループ/コラボレーション賞、さらにグラミー賞の最優秀ミュージックビデオ賞を受賞するという、快挙を見せている。
声優として初めて賞を受賞
そんなブルー・アイヴィーが、2020年にアカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞した『ヘアー・ラブ(Hair Love)』のオーディオブックでナレーションに挑戦。
『ヘアー・ラブ』は6分ほどの作品だが、そこには黒人の少女が黒人特有のボリューミーな髪の毛をアレンジするのに奮闘する姿が描かれており、入院中の母親が残していったヘアアレンジ動画を見て父親が助けるという心温まるストーリー。
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— Matthew A. Cherry (@MatthewACherry) November 9, 2020
この作品のナレーションを担当したブルー・アイヴィーが今回、ボイス・アート・アワードの子供向けオーディオブックの最優秀声優賞を受賞した。
ブルー・アイヴィーは、今回ボイス・アート・アワードで受賞したことにより、シンガーとしてだけでなく、声優としても賞を受賞することに。
この賞の受賞についてビヨンセやジェイは声明を出していないものの、ビヨンセの母でブルー・アイヴィーの祖母であるティナは「おめでとう、私のブルー。まだ始まったばかり。あなたはとても才能がある。おばあちゃんはこのうえなく誇りに思う!」とインスタグラムで語り、ブルー・アイヴィーの受賞を喜んだ。(フロントロウ編集部)