映画『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフとトム・フェルトンは、誰もが憧れる英国スパイのジェームズ・ボンドを演じるということについて、正反対の意見を持っているよう。(フロントロウ編集部)

ジェームズ・ボンド役になりたい『ハリー・ポッター』俳優

 ジェームズ・ボンドは、イギリスが誇る人気スパイ映画『007』シリーズの主人公。2021年に公開されたシリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、ダニエル・クレイグが6代目ボンド役を務める最後の作品。

 現在は、次なるジェームズ・ボンド役が誰になるのかという議論がファンの間で過熱しているが、実は『007』と同じイギリスの名作映画『ハリー・ポッター』に出演した俳優たちもその役にあこがれを抱いていた。

画像: ジェームズ・ボンド役になりたい『ハリー・ポッター』俳優

 ハリー・ポッターのライバルであるドラコ・マルフォイを演じたトム・フェルトンは、米Hastings Tribuneとのインタビューで、「僕は善人を演じるのが好きだけど、善人がいい、悪人がいいという基準では選んでいない。自分とは違う人を演じるのが好きなんだ。自分から離れていればいるほど、演じるのが楽しくなるんだよ」と、自身の演技に対する姿勢を説明したうえで、「ジェームズ・ボンドは究極の夢だね。7歳の時に初めて持ってた映画がジェームズ・ボンドだったんだ。それしか頭になかった」と告白。

 控えめながらも、今でもジェームズ・ボンドという夢にあこがれを抱き、チャンスがあれば演じたいという意思を感じさせるコメントをした。

ダニエル・ラドクリフ、“ジェームズ・ボンドにはなれない”

 一方、ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフは、英Digital Spyのインタビューで「アメリカで会った人が僕の英語のアクセントを聞くと、『君はジェームズ・ボンドを演じるべきだ』と言うんだ」と言いながらも、「僕も、ここにいるみんなも知っているけど、僕がジェームズ・ボンドになれることは決してない」と、トム・フェルトンと同じくジェームズ・ボンド役へのあこがれはのぞかせつつも、自ら無理だと完全否定。

画像: ダニエル・ラドクリフ、“ジェームズ・ボンドにはなれない”

 そして、2019年に公開されたアニメ映画『プレイモービル マーラとチャーリーの大冒険』でジェームズ・ボンドのようなおもちゃ役を演じたことを挙げ、「ボンドに似たプレイモービルのキャラクターを演じることならば、ずっと出来るかもと感じていたんだ!」とジョークを飛ばした。

 映画『ハリー・ポッター』の中でも異なる考えを持っていた2人だが、ジェームズ・ボンド役に対する考え方も反対だったとは。ちなみに、本当のジェームズ・ボンド役は2022年以降に選考が始まる見込み。(フロントロウ編集部)

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