エマ・ワトソンが今までに言われて“最悪”だと思った言葉は?
エマ・ワトソンは映画『ハリー・ポッター』シリーズや『美女と野獣』で知られる人気俳優。華やかな世界で活躍し、日々賞賛の言葉を投げかけられることが多い彼女だが、中には言われても嬉しくないものもあるという。
それは、「nice(ステキ)」という言葉。
エマは米GQとのインタビューで、イギリス人ジャーナリストのウィル・セルフに言われた言葉を振り返った。
ウィルは米NewYork Timesでエマのことを「中流階級のステキな女の子だった」と評したが、それを見たエマは憤慨。
「正直なところ、私はステキと言われるくらいなら、嫌われたり、私をひどく退屈で高慢で、今の地位にいる資格がなく、本当に幸運な奴だったというように好き放題言われたりする方が良かった」とコメントしたエマは続けて、「ステキ」という言葉は、ほかに良い褒め言葉が見つからない人に使う、ただの穴埋め言葉に過ぎないと説明。
「好きでもない相手と最悪のデートに行ったあとに、nice(ステキ)だったって言うでしょ。私はむしろ、平均でいるくらいなら、すごく好かれるか、すごく嫌われるかのどちらかが良い」と語った。
そして、「彼(ウィル)はまるで私が小さくて、白くて、壊れやすくて、何も言うことがない陶磁器人形だったかのような感じで話していた。実際はそんなことなくて、私はいろいろ発言していたのに。イギリス人は騎士道精神が旺盛で、マナーもいいことが多い。でも、全員がそうだというわけではない…。傲慢さと虚栄心は最悪な男性的な特性だよ」と、ウィルの偏見の入った失礼な態度を一蹴。
「ステキ」だと言われることに腹を立てたのは意外だったが、説明を聞いて納得。(フロントロウ編集部)