ニコール・キッドマンが元夫に関する質問に不快感を示す
映画『めぐりあう時間たち』でアカデミー主演女優賞を受賞した俳優のニコール・キッドマンが、1990年から2001年にかけて結婚していた元夫で同じく俳優のトム・クルーズに関する質問に不快感をあらわにする場面があった。
Amazonプライム・ビデオ(Amazon Prime Video)で配信中の新作映画『愛すべき夫妻の秘密』で主演を務めるニコールが、英The Guardianのインタビューで自身が演じたとルシルとハビエル・バルデム扮するデジについて、「これは創造的でロマンチックな関係がうまくいかないという話です。でも、そこからとんでもないものが生まれてくるんです。私はそれが好きです。ハッピーエンドじゃないところがいいんです。この映画は、並外れた関係を繁栄させ、その名残を永遠に存在させることができると言っています。それはとても素晴らしいことだと思います。 人を自分の思い通りに動かすことはできないし、一生を共にする相手ではない人と恋に落ちることもあります。どれも非常に親近感がわくものだと思います。そういう相手とのあいだに子供を持つこともあるでしょう。そうでない人もいるかもしれませんが、彼らはとても愛し合っていたのです」と語ったところ、“トムとの結婚生活のことを言っているのではないか”と感じた記者が単刀直入に質問。
記者いわく、ちゃんと配慮して質問したつもりだったというが、ニコールはこの質問が気に障ったようで、「オー・マイ・ゴッド。いいえ、違います。まったくもって違います。それはもう大昔の話です」と強く否定すると、さらにこう続けた。
「そんな風に決めつけないでください。私にとっては性差別的な感じがします。だって、男性に対してそんなことを言う人はいないでしょう?」
過去に別のインタビューでトムとの結婚生活や関係について語っていたこともあるので、“トムの話をしたくない”ということではないと思うが、何もかもこじつけられることにウンザリしているのか、今回は記者に対して厳しい姿勢を見せた。(フロントロウ編集部)