ジェイソン・デルーロが2人の男に暴行
「Want to Want Me」や「Talk Dirty」などのヒット曲で知られ、2020年にはBTSが参加したシングル「Savage Love」のリミックスで11年ぶりに全米シングルチャートの1位を獲得したことでも話題になったジェイソン・デルーロ(32)が現地時間1月4日、米ネバダ州ラスベガスのホテルで男2人に暴行を働いたことが報じられた。
米TMZによれば、ジェイソンは2人の男たちが罵ってきたことに腹を立てて暴行を加えたといい、同メディアが入手した映像には、2人の男たちが「よう、アッシャー! くたばれよ!」とジェイソンを罵っているところが収められている。男たちが本当にジェイソンをシンガーのアッシャー(43)と間違えていたのかは定かではないが、映像を見る限り男たちは彼がジェイソンであることを分かっていてからかったように見える。
ジェイソンは、後方から自身を罵る声が聞こえるとすぐに振り向き、男たちに突進して殴りかかり、1人には平手打ちもしたと見られる。米TMZに目撃者が明かしたところによれば、男たちは少し前にジェイソンとすれ違った時から彼を揶揄していたという。ジェイソンはこの行為で警察に通報され、ホテルには警察が駆けつけることとなった。
ラスベガス警察の担当者はET Canadaに次のようにコメントを寄せている。「2022年1月4日の午前2時22分頃に、サウス・ラスベガス・ブールバードの3700ブロックにあるナイトクラブで喧嘩が起きたとして、ラスベガス警察の警察官が出動しました。喧嘩は、容疑者であるジェイソン・デルーロが2人に暴行を加えたことで勃発しました。被害者たちはデルーロを告発することは望んでおらず、デルーロは建物から追い出されました」。
「被害者たちが望んでいないことと、デルーロが連行も逮捕もされていないことから、調書は取られていません」と担当者は続け、今回の一件でジェイソンが逮捕されることはないとした。
記事執筆時点でジェイソンはコメントを発表していない。(フロントロウ編集部)