リリー・コリンズが故ダイアナ妃とのエピソードを披露
グラミー賞とアカデミー賞の受賞歴がある超大物ミュージシャンであるフィル・コリンズを父に持ち、母親は俳優のジル・タヴェルマンというセレブな両親のもとに生まれた俳優のリリー・コリンズ。
父であるフィルが、英王室のチャールズ皇太子による慈善財団のTrust (トラスト)と共に仕事をしていたこともあり、リリーは幼い頃から英王室のメンバーと交流する機会があったよう。今回、自身が主演と共同プロデュースするNetflixオリジナルシリーズ『エミリー、パリへ行く』シーズン2のプロモーションのためにアメリカの人気トーク番組『The Late Late Show(原題)』 に出演したリリーはその中で、幼い頃の英王室メンバーとの秘話を明かした。
番組のなかで、司会のジェームズ・コーデンは、かつてTrustのイベントでリリーが故ダイアナ妃に花束をプレゼントしているところを収めた秘蔵写真を公開。
ジェームズから“この時のことを覚えていますか?”と訊かれると、リリーは「こういう出来事が起きたと聞きました」と前置きした上で、当時のエピソードを次のように明かした。「ダイアナ妃に花を渡した時、彼女が受け取った瞬間に私がそれを取り戻そうとしたんです。ご想像の通り、あの時は部屋の空気が凍りつきましたね」。
ロイヤルファミリーの手からものを奪おうとするという、ダイアナ妃が誰であるかを知らない幼い頃にしかできない大胆な行動をしていたことを告白したリリー。とはいえ、まだ幼かったためにこれで叱られることはなかったといい、「まあでも、私も可愛いドレスを着ていたので、誰も私を怒ることはできないですよね?」とジョーク交じりに続けた。
チャールズ皇太子にも恐れ知らずな態度を取っていたリリー・コリンズ
リリーが恐れ知らずな態度を取ったことがあったのはダイアナ妃に対してだけではなく、チャールズ皇太子に対してはもっと大胆な振る舞いをして、周囲が肝を冷やしたことがあったそう。
「幼い頃の話として聞いているのは、チャールズ皇太子とおもちゃで遊んでいた時に、皇太子に向かって物を投げ始めたことがあったみたいなんです」とリリーは番組で打ち明けている。「おもちゃの電話を皇太子の頭に投げつけたみたいで。あの時も、場が凍ったみたいです」。
ちなみに、当時リリーは2歳だったとのこと。もちろん、リリーはダイアナ妃やチャールズ皇太子のことを知らなかったうえ、きっと妃や皇太子側は子供のいらずらとして笑ったのだろうが、周囲にいた人たちは恐れ知らずすぎるリリーの振る舞いをヒヤヒヤしながら見守っていたに違いない。(フロントロウ編集部)