グラミー賞授賞式が2年連続で延期
ジョン・バティステが11部門、その後を追うようにジャスティン・ビーバーとドージャ・キャット、H.E.R.が8部門でノミネートされている第64回グラミー賞授賞式は、クリプトドットコム・アリーナで日本時間2月1日に開催を予定していた。
しかし、12月下旬あたりに再び猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大により、グラミー賞授賞式の開催が危ぶまれ、延期されるかもしれないというウワサが浮上。
当初はウワサ止まりだったが、今回正式に2022年のグラミー賞授賞式が延期されることが主催者のレコーディング・アカデミーと米放送局のCBSから発表された。
現在アメリカは新型コロナウイルスの感染者が急増しており、1月3日には新規感染者が過去最多となる100万人超を記録。そのため、大勢が集まるグラミー賞授賞式を延期せざるを得なかったよう。
主催者であるレコーディング・アカデミーと米放送局のCBSは「市や州の関係者、健康と安全の専門家、アーティストコミュニティ、そして私たちの多くのパートナーと慎重に検討・分析した結果、レコーディング・アカデミーとCBSは第64回グラミー賞のショーを延期することにしました。音楽コミュニティの人々、ライブの観客、そしてショー制作のために不眠不休で働く何百人もの人々の健康と安全を最優先に考えています。オミクロン株を取り巻く不確実性を考慮すると、1月31日にショーを開催することはあまりにも多くのリスクを含んでいます。我々は、近日中に発表されるであろう振替日で、音楽の最大の夜を祝うことを楽しみにしています」と共同声明を出し、近いうちに代替え日を発表すると明かした。
2021年に続き、2年連続で延期となったグラミー賞授賞式。ちなみに2021年は日本時間2月1日に開催予定だったものの、3月15日に延期して屋外で授賞式が行なわれた。(フロントロウ編集部)