乾燥するのにべたつくのはなぜ?
冬になると増える肌トラブル。とくにべたつきとカサつきが混在する混合肌(インナードライ)は肌の調子が安定しにくく、乾燥やニキビなどの肌トラブルに振り回されがち。そんな一筋縄ではいかない混合肌の保湿ケアに海外の皮膚科医がオススメしているのは、オイルフリーの保湿ジェル。

モデルのロージー・ハンティントン・ホワイトリーなどの肌ケアを担当する有名皮膚科医のデニス・グロス医師は「一般的な保湿剤は、肌に水分を与えることができますが、同時に油分で毛穴をふさいでしまうことがあります」と米WhoWhatWearで説明。
そのため、乾燥するのにニキビができやすいという混合肌の人は、毛穴をふさぐ恐れがある保湿剤よりも「オイルフリーの保湿剤のほうを使ったほうがいいでしょう」とグロス医師はアドバイスする。
オイルフリーの保湿ジェルのメリットって?
では、具体的にオイルフリーの保湿ジェルを使用するメリットはなんだろうか。グロス医師によると、保湿ジェルの最大のメリットは、とにかく油分を気にせずにたっぷり保湿できるところ。

そのメカニズムについて、グロス医師は「保湿ジェルは、簡単に言えば、主成分である水のなかに水を引き寄せる保湿成分を混ぜ込んだもの。つまり、オイルのように外部から水分を閉じ込めるのではなく、皮膚の内部に入り込んで、皮膚に水分をもたらしてくれる仕組みになっている」と説明。
余分な油分を気にすることなく水分だけを効率よく補給できるため、汗や皮脂が多い夏はもちろん、乾燥が気になる冬の保湿ケアにもオイルフリーの保湿ジェルは最適だとグロス医師は勧めている。
今回は、そんな混合肌の保湿ケアにピッタリの保湿ジェルのなかでも、とくにグロス医師がお気に入りだというおすすめのアイテムを3つ紹介。まだ保湿ジェルを使ったことがないという人は、これを機にぜひ普段のスキンケアに取り入れてみて。
プロ直伝!オイルフリーのおすすめ保湿ジェル
1つめのアイテムは、キールズ(Kiehls)の「キールズ ウォータークリーム CL」。キールズNo.1化粧水であるカレンデュラトナーにも含まれる2種のカレンデュラの恵みを配合したみずみずしいテクスチャークリームで、肌に塗布した瞬間、2種の恵みを包んだクリームがはじけ、すっと浸透。肌を穏やかに整えながら、フレッシュなうるおい感を与えてくれる。

「キールズ ウォータークリーム CL」50ml 5,390円(税込)
2つめのアイテムは、 江原道(Koh Gen Do)の「オールインワン モイスチャー ジェル」。温泉水と天然ハーブのうるおいをブレンしたSPA水のやさしさに、5種類のヒアルロン酸を配合した機能性オールインワン保湿ジェルで、コクがありながらみずみずしいジェルが、素早く浸透し、しっとりなじんで、もっちり弾むようなハリツヤ肌を叶えてくれる。

「オールインワン モイスチャー ジェル」100g 4,620円(税込)
3つめのアイテムは、タッチャ(Tatcha)の「タッチャ ウォーター クリーム」。タッチャ独自成分の発酵液<HADASEI-3™ : ハダセイ-3™>と植物エキスを配合したジェルクリームで、 肌にのせた瞬間、あたかも水がはじけるかのようにうるおう“ウォーター・バースト・システム”を採用。フレッシュな感触で、みずみずしく健やかな肌へと導いてくれる。

「タッチャ ウォーター クリーム」50ml 8,500 円(税込)
1年のなかで最も過酷で肌がゆらぎがちな冬の季節こそ、ただ保湿できるだけでなく、油分で毛穴がつまらないのかも重視したいところ。みずみずしい使用感の保湿ジェルでしっかり保湿して、賢くうるツヤ美肌をゲットしてみて。(フロントロウ編集部)