今なお新たなファンを獲得し続けている『トワイライト』シリーズ
2008年に1作目となる『トワイライト〜初恋〜』が公開されて、2012年に公開された5作目で『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』で締め括られた映画『トワイライト』シリーズ。W主演を務めたベラ・スワン役のクリステン・スチュワート(31)とエドワード・カレン役のロバート・パティンソン(35)がこのシリーズをきっかけに世界的なブレイクを果たすなど、当時、ティーンを中心に熱狂的なファンを獲得した。
同シリーズは、現在もNetflixで全作品が配信されていることなどから今もカルト的な人気を誇り、新しいファンを獲得し続けている。その人気は新世代にも広がっており、現在18歳のシンガーソングライターであるオリヴィア・ロドリゴもシリーズのファンであることを公言している。
クリステン・スチュワートが『トワイライト』の人気を語る
今回、自身がダイアナ妃を演じる新作映画『スペンサー(原題:Spencer)』のプロモーションのために米ETとのインタビューに応じたクリステンは、その中で『トワイライト』シリーズの再ブームについての質問にも回答。
インタビュアーから、同シリーズが新たなファンを獲得していることについて訊かれると、「知りませんでした」と明かしつつも、「素晴らしいですね」と答えた。
「Netflixにあるのを見つけたんです。『え! Netflixにあるんだ』って思いました。いろいろ見ていたときに発見して」と、Netflixで配信していることは把握しているとした上で、「すごく奇妙な感覚ですね」とクリステン。
「というのも、すごく遠くにあるような気がしながらも、まだ私自身や、映画を撮った当時からそこまで離れていない気もするんです。『嘘でしょ。私も年を取ったな。5分前に撮影したのに、もう10周年だよ』って思う気持ちがあります」と、2012年にシリーズが完結してから10年は経っていないような感覚もあることを明かした。
「すごいことですよね。ただ、まだ実感としては湧いていません」と、まだ再ブームを個人的には実感できていないとしつつ、クリステンは「12歳や15歳の誰かが突然、親に(伝説のギタリストである)ジミ・ヘンドリックスがいかに素晴らしいかを熱弁するような状況になるのが楽しみです。もちろん、自分をジミ・ヘンドリックスと比べるつもりはこれっぽちもありませんが、要するに、『きっと知らないだろうけど、これ最高にイケてるよ』って言ってもらえるような感じです。そうなったらいいですね。自分が参加していたのですから」と続けて語り、『トワイライト』について熱弁する次世代の子供たちが登場することを楽しみにしているとした。(フロントロウ編集部)