フェムテック製品のなかでも、ここ最近人気が急上昇しているのがナプキンいらずの生理用品「吸水ショーツ」。そんな吸水ショーツには、使うときに避けるべき3つのNG行為があった!(フロントロウ編集部)

人気上昇中のフェムテック製品「吸水ショーツ」の注意点

 生理用品の選択肢が増え、それぞれの好みやライフスタイルに合わせて選べるようになってきた今、海外に続いて日本でも人気が高まっているのが吸水ショーツ

画像: 人気上昇中のフェムテック製品「吸水ショーツ」の注意点

 吸水ショーツは、ナプキンのように経血を吸収してくれるショーツ。種類にはよるものの多いものだとタンポン10本分もの経血を吸収できるため、頻繁にトイレに行ってナプキンを取り替える必要がなく、その便利さから乗り換える人が増加中。また、ゴミの量を減らせてサステナブルである点も人気を集める理由の1つとなっている。

 そんな吸水ショーツを販売するブランドが国内でも急増するなか、気になるのが使うときの注意点。基本的に使いやすく、ケアも簡単な吸水ショーツだけれど、長く安全に使うためには避けるべき行為もあるという。

 吸水ショーツを使うときに避けたい、3つのNG行為をご紹介。

24時間以上使い続ける

画像: 24時間以上使い続ける

 多くの経血を吸収してくれる吸水ショーツには、防臭や抗菌加工が施されているものの、あまりに長時間着用し続けるのはNG。

 産婦人科医のルース・アルマラ医師は、「吸水ショーツは、デリケートゾーンの炎症を防ぐためにも最適な選択のひとつだけれど、24時間以上続けて着用するのはオススメできません」と米Glamourで説明。長時間着用し続けると、肌がかぶれたり菌が繁殖したりする恐れがあるため、できるだけ避けるべきだそう。

柔軟剤を使用して洗濯

画像: 柔軟剤を使用して洗濯

 吸水ショーツの劣化を招いてしまうNG行為が、柔軟剤を使って洗濯すること。柔軟剤を使用することで、吸収性が徐々に低下してしまうからだそう。

 その適切な洗い方について、吸水ショーツを販売する海外の大人気ブランド「Thinx」の創設者ミキ・アグラワル氏は、「まずは冷水で手洗いし、その後30~40℃のお湯につけ置きした後、洗濯機で洗うことをオススメします」と明かした。またアグラワル氏によると、柔軟剤だけでなく漂白剤を使うことも避けたほうがいいという。

乾燥機で乾燥する

画像: 乾燥機で乾燥する

 洗濯後の吸水ショーツを乾燥機で乾燥させることも、避けるべきNG行為。

 なぜなら乾燥機にかけることで、吸水ショーツに施された特殊な加工が壊れてしまうことがあるから。劣化させずに長く使うためには、乾燥機を使わずに自然乾燥させることが大切だそう。

 吸水ショーツを使うときに避けるべき3つのNG行為。取り扱いの際の注意点は、ブランドによって異なることもあるので、使用前にはしっかりチェックして。(フロントロウ編集部)

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