インタビュー中に涙したジェイミー・リン・スピアーズ
ブリトニー・スピアーズの妹で、1月18日に自叙伝『Things I Should Have Said(原題)』を全米で刊行したジェイミー・リン・スピアーズが、ポッドキャスト『Call Her Daddy(原題)』に出演して、自叙伝などについてのインタビューに答えた。
番組では、姉であるブリトニーとその元恋人ジャスティン・ティンバーレイクの破局劇についても赤裸々に語るなどしたジェイミー・リンだが、インタビュー中には涙ぐんでしまう場面も。
ジェイミー・リンは、ブリトニーという大物ポップスターの姉の存在が大きすぎたことで、自分が周囲からないがしろにされているのではないかと感じてきたとして、「自分の姉妹が誰であろうと、家族が誰であろうと、交際相手が誰であろうと関係ない。もし何かに傷つけられたなら、それは私自身の経験だし、それは矮小化されるべきではありません」と、涙ぐみながら告白。
「私はこれまでの人生でずっと、自分は大切じゃないんじゃないかって感じてきました。私も大切な存在になれたらと思っています」と続けた。
ブリトニー・スピアーズがジェイミー・リンを揶揄
このインタビューはすぐに姉ブリトニーの目にも留まったようで、ここ数日にわたってオンラインでジェイミー・リンと激しい口論を繰り広げてきたブリトニーもSNSでリアクション。インスタグラムにジェイミー・リンへのメッセージを綴った。
「人生において、多くの人たちが『私って大切?』って問いかけている。4ヶ月の間1人きりで、朝も昼も夜もご飯を食べてみなさい、ジェイミー・リン」とブリトニーは投稿を始めている。
「私は毎日、自分自身にこう問いかけた。『誰が(私を)気にするの? 一体何で? 私って大切?』って。私が強制的に置かれたこの状況にもしもあなたが置かれていた場合、そのかわいい顔で『私って大切?』って自問するあなたを見られたらきっと面白いでしょうね」と続けて、「私は泣けなかったよ。強くなきゃいけなかったからね。それも超強く!」と、自由を奪われた自分の状況を振り返り、妹の発言を揶揄。
「だからそう、あなたは大切な存在だし、(大切じゃないなんて)そんなこと1秒たりとも考えちゃだめ!」と姉らしく喝を入れた。
ちなみに、この動画でブリトニーが着ているのは、自身の代表曲「...Baby One More Time」のアイコニックな衣装をオマージュしたものだそうで、ブリトニーは「追伸。これは私の新しい『...Baby One More Time』の衣装!」と明るく投稿を締め括った。
以前より、自身が置かれていた成年後見人制度の問題をめぐってジェイミー・リンの主張に反論しながらも、妹への愛は常に持ち続けていたブリトニー。今回も、「あなたは大切な存在」と愛を感じるメッセージも送っていたブリトニーだったが、やはり、自身が成年後見人制度のもとで厳しい状況に置かれていた時に“側にいてくれなかった”というジェイミー・リンのことはまだ許せていないよう。
先日、ジェイミー・リンはオンラインでの口論を止めて“電話で話し合おう”とブリトニーに呼びかけていたが、確執が少しずつ解消に向かうことを願うばかり。(フロントロウ編集部)