シャーロット役が年を取ることにストレスを感じている理由
ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の待望の続編『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』で、前シリーズに続き主人公のキャリーの親友シャーロットを演じる俳優のクリスティン・デイヴィスが、人目にさらされながら年を取ることへプレッシャーを米New Beautyのインタビューで語った。
1998年から2004年にかけて放送されていたドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』に出演していた頃の姿と比べられることが多いクリスティンにとって、年を取ることはストレスだと話す。クリスティンは「今よりもずっとずっと若い自分と比較されながら歳を重ねることに極度のストレスを感じています」と言うと、こう続けた。
「もしも私が普通の生活を送っていたら、大丈夫だったと思います。それどころか最高の気分だったでしょう。私は健康で、体力もあるし、3歳の息子もいて何の問題もありません。でも、現実は私はテレビに出ていて、私の体のあらゆる部分が分析されています。そのことが昔からストレスでした。人生を振り返って『ああ、あの頃の自分はイケてたな』と思うことはあっても、その瞬間にそう思ったことは一度もありません」
とくに、『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』が始まってから、加齢を指摘する声が増えたそうで、「シャーロットはまだ以前のようなスタイルを持っていますが、今は55歳で、第1話でも触れましたがそれは現在進行形のストーリーでもあります。しかし、当然ながら、年齢を重ねることで得られるものは他にもたくさんあります。知恵、地に足の着いた感覚、人生経験など、素晴らしいものもありますが、当然ストレスになるものもあります。私は、人生には見た目以上のものがあると思いたいのです。でも、年齢を重ねるにつれ、とくに女性であれば、見た目が重要視されるのはこの文化では避けられないことなのです。私たちはこのことについてもっと議論するべきですが、(その話を今するのは)まだ難しいです」と、つねに批評される立場にある有名人ならではの悩みを打ち明けた。(フロントロウ編集部)