ギャスパー・ウリエルがスキー事故で亡くなる
映画『ハンニバル・ライジング』や『SAINT LAURENT/サンローラン』、『たかが世界の終わり』などの出演作で知られるフランス人俳優のギャスパー・ウリエルが、家族とバカンスで訪れたフランス南東部のスキー場で衝突事故に遭い搬送先の病院で亡くなった。享年37歳。

地元の捜査当局によると、ギャスパーはゲレンデの横断地点で別のスキーヤーと衝突し、頭蓋骨を損傷。救急隊が到着したときにはすでに体が動かなくなっており、意識もなかったという。その後、ヘリコプターで病院へと運ばれ、医師が蘇生を試みたが、現地時間1月19日の午後4時に死亡が確認された。ちなみに、ギャスパーと接触したもうひとりのスキーヤーに被害はなかったとされている。
ギャスパーは、2022年3月からディズニープラスで配信がスタートする、マーベル・スタジオ初となるダーク・ヒーローを主人公に据えたドラマ『ムーンナイト』にアントン・モガート/ミッドナイトマン役で出演することになっている。今回の訃報を受けてドラマの配給元であるディズニーは、「私たちの友人であり同僚でもあるギャスパー・ウリエル氏の悲劇的な死を知り、深く悲しんでいます。彼のご遺族とご友人の皆さまに心よりお悔やみを申し上げます」と声明を発表した。(フロントロウ編集部)