ジェンセンがジャレッドに計画を明かさなかった理由
そして先日、ジェンセンが米ポッドキャスト番組『Inside of You』に出演。当時、騒動の裏で何が起こっていたのかを明かした。
ジェンセンによると、スピンオフの制作が報じられたのは、企画がまだ初期段階だった時。スピンオフの脚本は先週受け取ったばかりだと言う。
そして彼は、スピンオフの計画についてジャレッドに話さなかったのは、ある種のジンクスだったと明かした。
「私はいくつかのことに関しては非常に迷信深いんですが...、そしてこれは多分、多くの俳優が共感することだと思うんですが、役に受かるまでオーディションのことは話さないんです。契約が決まり、それが確定するまで、そういったことについては話さないというのが暗黙の了解なんです。
それに、僕にとってプロデュースやコンテンツ作りに足を踏み入れるのはこれが初めてのことだったし、何としても縁起を担ぎたかったから、黙っていました。それについて知らなくてはいけない人たちだけが知っていました。迷信以外の理由で秘密にしようとしたわけではありません。話すのが楽しみな人たちがいたのは確かです。ジャレッドはそのなかでも1番だった」
俳優としてだけでなく、プロデューサーとしても制作に携わるプレッシャーを抱えるなかで、まだこの先、企画がどうなるのか分からない不安定な状況で、関係者以外に計画について話すのが不安であることは理解できる。
ファンのなかには、まず、ジャレッドがスピンオフの制作に携わっていないこと自体に不満を感じる人もいると思われるが、それは大人の事情として仕方のないことでもあるだろう。ジェンセンはジャレッドとプライベートで話し合い、現在も関係は良好だと話した。
「ジャレッドから長文が送られてきて、彼は本当に残念がっていました。心が沈んだことを覚えています。“ファック!”って感じでしたよ。後になって考えれば、避けることができる出来事だった。しかし彼はそう反応して、騒動が起こり、僕たちはそれに対処した。そして彼と僕は仲直りしました」
(フロントロウ編集部)