映画『355』の“エレ女”たち
映画『355』は、俳優ジェシカ・チャステインの“女性たちで本格的なスパイアクションを作りたい”という思いから誕生したスパイアクション大作。
ジェシカに加え、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビン、ダイアン・クルーガー、ルピタ・ニョンゴが世界5ヵ国からの敏腕エージェントに扮し、第三次世界戦争を誘発しかねない危険なデバイスの奪還ミッションに挑む。
本作で各国の女性エージェントを演じた5人のメインキャストたちは、俳優としての活躍だけでも現在を代表する面々。さらにその美しさと優雅さはハイブランドの世界からも注目され、実は全員ミューズを務めた経験をもつ。
つまり、『355』には、「エレガントな女性」=“エレ女”のトップを走るメンバーが集結しているということ。
![画像1: ©2020 UNIVERSAL STUDIOS. ©355 Film Rights, LLC 2021 All rights reserved.](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2022/01/24/2e228bcc26d5c2cc2c473a880cb1066cf7f6221a_xlarge.jpg)
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ジェシカは2015年にハイジュエリーブランド「ピアジェ」のインターナショナルアンバサダーを務め、ペネロペは2018年より「シャネル」のアンバサダー、2015年には「ランコム」のミューズとなった。また、ルピタは2014年に「miumiu」の顔になり、ダイアンは2013年に「シャネル」の新スキンケアラインのイメージキャラクターに。そして、ファンは2014年に「ルイ・ヴィトン」の春夏ミューズにと、“エレ女”達の活躍は枚挙にいとまがない。
そしてこのたび、衣装デザイナーのステファニー・コーリーが、俳優たちそれぞれが劇中で着こなした衣装について、映画の世界観を造るために一体どのような点にこだわったのかについてコメント!
メイス(ジェシカ・チャステイン)
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「ジェシカ演じるメイスはとても自制的な人です」と語ったステファニーは、メイスのキャラクターに合わせ、服装であまり目立たないよう全体的に暗色の衣装を作ったそう。「彼女は極めて有能で、効率的で、献身的です。それを衣装で表したかったのです。任務に当たるときは動いたり走ったりできるもの、銃を隠しやすいものを着ます」。
![画像: メイス(ジェシカ・チャステイン)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2022/01/24/7b374266f6a3fe7d6964d3bacace5a3abb4318d9_xlarge.jpg)
だが例外として、パリでのオープニングパートで着用しているラルフローレンの赤い花柄ワンピースについては「メイスはその時諜報員で、彼女とニックは夏のパリを散策する恋人同士に見せたいという前提があった」とコメント。フェミニンな衣装であるものの、膝下丈ということもあり、走ったり武器を取り出したりするのに適した衣装にしたという。
マリー(ダイアン・クルーガー)
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マリーは革新的な美意識と、そして複雑な生い立ちの持ち主。ステファニーは、「履いて走れるブーツ1セットと明らかに長く着込んだ服です。少しボロボロで汚れています。彼女は余裕があって動きやすい、銃を簡単に隠せるジャケットが欲しいのです」と、そのこだわりを明かした。パンチがあり、独特な視点を持つ女性に仕上がっている。
ハディージャ(ルピタ・ニョンゴ)
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数学的思考のハディージャが着用する衣装にはすべて紳士服が選ばれた。映画の最後まで、ハディージャは濃色のズボンやジーンズ、Tシャツやトレーナーなどカジュアルな服装をしており、それが視覚的にチームとの強い団結力を生み出している。
「みんな個々で異なりますが、チームとして一緒に働いているというのを表現するのに役立つと思いました」とステファニーは言う。
グラシエラ(ペネロペ・クルス)
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「グラシエラはスパイの世界にいる人間ではない」とステファニーは最初に思ったそう。物腰が柔らかくて優しい、そんなイメージにあうスエードと茶色をたくさん採用したという。
だが次第にチームに関わるようになると濃いジーンズとベスト、黒いレザージャケットを着るなどスパイの一員に近づいていく。まさに一番変化を感じられる衣装スタイル。
ハイジュエリーブランド「PIAGET(ピアジェ)」のジュエリーがポイント
オークションハウスに辿り着くシーンでは、全員がフォーマルなスタイルに変身。それまでの衣装とは打って変わった、ゴージャスかつ、闘うことができる衣装を着て潜入を試みる。
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ジェシカは、ベアトップでベルトを付けるラルフローレンのイブニングドレスを。ダイアンは、濃いダークワインレッド色をしたガルバンのフィットタイプのアンサンブル。ルピタは、ドルチェ&ガッバーナシックなパンツスタイルのスーツ。ペネロペはレースが施されたオフショルダーのシャネルのブラックのカクテルドレス。そしてファンはアレックス・ペリーの明るいオレンジ色のロングドレス。まさにミューズ達の饗宴とでも言いたくなるような光景に仕上がっている。
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そんなミューズ達の饗宴に大きな華を添えているのが、本作でウォッチ&ジュエリーパートナーを務めている世界的ブランド「PIAGET(ピアジェ)」。映画スターやセレブリティなどが授賞式や映画などで身にまとうハイジュエリーブランドだが、過去には映画制作の支援も行っており、映画産業へも貢献している。
本作で「PIAGET(ピアジェ)」は、ジェシカとのパートナーシップを祝し、豪華なハイジュエリークリエイションを提供。そしてステファニーがその中からキャスト1人1人に合わせてジュエリーを選びぬいた。ピアジェのサヴォアフェールと独創的なスタイルも、“エレ女”達の活躍と共に本作の注目ポイントだといえる。
ジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルス、ルピタ・ニョンゴ、ダイアン・クルーガー、ファン・ビンビンなどの豪華俳優が集結し、世界を救うミッションに挑むスパイアクション大作『355』は2月4日(金)にTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。(フロントロウ編集部)