なんとなく使わなくなったヘアケア商品やスタイリング剤。いつ買ったのか覚えていないけれど、これってまだ使えるの? 意外と知らないヘアケア製品の使用期限と寿命切れを見分けるサインを海外の専門家がアドバイス。(フロントロウ編集部)

ヘアケア製品も古くなる!

 毎日のスタイリングに欠かせないヘアワックスやヘアスプレー、髪にうるおいを与えてまとまりやすくするヘアオイルやヘアパックなどの「ヘアケア製品」。シーンや用途に合わせて何種類か持っていることも多いけれど、ヘアケア製品はシャンプーやコンディショナーとは違って人によって使用頻度が異なるため、気づけば買ってから数年が経過している…なんてことも。

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 そんななにかと放置されやすいヘアケア製品を使用するうえで気になるのが、いつまで使えるのか。

 一般的にへケケア製品にも使用期限はあり、未開封の場合は3年、開封後は半年を目安に使用するのがいいとされている。しかし、ほとんどのヘアケア製品には使用期限が明記されていないため、「正直、いつまで使えばいいのはよくわからない」という人も多いはず。

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 そこで、今回は気になるヘアケア製品の寿命切れを知らせるサインを海外の専門家たちが紹介。髪や頭皮に与えるデメリットなどを米Allureで詳しく解説した。

ヘアケア製品が劣化しているサインって?

 化粧品化学者のジンジャー・キングによると、ヘアケア製品の劣化を確認する最も簡単な方法は、「匂い」を確認すること。買った当時と比べて明らかに匂いが変わっている場合は、古くなっているサイン。髪には使用せずにすぐ捨てるべきだとキング氏は言う。

画像: ヘアケア製品が劣化しているサインって?

 ほかにも目安となるのが「質感の変化」。キング氏いわく、以前と比べてテクスチャーが変わったり、中身が分離してしまっている場合も劣化が進んでいる証拠だそうで、「とくに日光や空気に触れやすいジャータイプのもの(ポマードやジェル、スタイリングクリーム)や水分量が多い製品(ヘアクリームやヘアマスク)は、かぶれや炎症を引き起こすカビや真菌の温床になりやすいので、気になるようであれば使用しないほうがいいですね」とコメント。

 長く品質を保つことができるとされる「ヘアオイル」も開封と同時に劣化が進むため、できれば1~2年以内に使い切ったほうがいいともキング氏は話している。

古くなったヘアケア製品を使い続けるデメリット

 でも、なかには捨てるのはもったいない…という人もいるかもしれないけれど、化粧品化学者のニック・ディンディオ氏によると、古くなったヘアケア製品を使い続けることには、さまざまなデメリットがあるという。

画像: 古くなったヘアケア製品を使い続けるデメリット

 ディンディオ氏は「ヘアケア製品は、肌や目、口などの敏感な部分には使用しないので、健康的なリスクは低いですが、かといって使い続けるのも良い考えではありません」と発言。髪がべたついたり、頭皮がかぶれたりなど、頭皮や髪のトラブルに繋がる恐れがあるため、開封してから1年ほど経過したらきっぱりと捨てて、新しいものに買い換えるのが望ましいとアドバイスした。

 意外と知らないヘアケア製品の使用期限。美髪をキープするためにも、使用期限をしっかりと確認し、少しでも異変を感じたらすぐに使用を控えるように。 (フロントロウ編集部) 

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