アーロン、ブライアンは友人でありメンター
2008年から2013年にかけて放送され、今なお根強い人気を誇るドラマ『ブレイキング・バッド』。
本作で共演したウォルター・ホワイト役のブライアン・クランストンと、ジェシー・ピンクマン役のアーロン・ポールはプライベートでも親しくするほど仲を深め、今ではDos Hombres(ドス・オンブレス)というリキュールブランドをともに手掛けるほど。
アーロンの40歳の誕生日には、家族や友人を含めたメンバーでドミニカ共和国へ旅行しており、ブライアンも同行していた。
ドラマでの共演を通じて親しくなる俳優たちは少なくないが、ここまで仲良くなるのは珍しいと言える。そんなアーロンとブライアンが揃って、米Esquireのインタビューに登場。その友情について聞かれたアーロンが、ブライアンへの愛を語る一幕があった。
「僕はすぐにこの人に惚れましたよ。彼を好きにならないなんて不可能なんです。不可能!彼はかなり初めのころから僕の最も親しい友人の1人になり、僕のメンターでもあります。彼なら信頼できる。
『ブレイキング・バッド』が終わったとき、それはとてもつらい別れでした。番組や映画、演劇をやっている時の多くは、サマーキャンプに行くような感じなんです。そこにいる人たちと親友になり、“ああ、死ぬまで仲間だ”と思ったら、別々の道を歩むことになる。そして日常生活に戻ると、“ああ、連絡を取り合うのは難しい”と気づくんですね」
1979年生まれのアーロンと1956年生まれのブライアンの間には23年の差があるが、だからこそブライアンはアーロンのメンター的存在であり、友人であり、今でも続く関係となっているよう。
アーロンはそんな思いを、ブライアンの肩に寄りかかりながら語った。それを聞いていたブライアンは、20代だったアーロンが、今では40代となり、夫となり、父親となったことについて感慨深げに話す。
しかし彼によると、ビジネスに関する知識やアイディアがあるのはアーロンのほうだそうで、“元教え子”のビジネスセンスをほめていた。
(フロントロウ編集部)