ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2022にラトビア代表として出場するバンド、シティ・ゼーニ(Citi Zēni)の楽曲「Eat Your Salad」が話題になっている。(フロントロウ編集部)

ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2022のラトビア代表候補が話題に

 昨年、ヨーロッパ最大の音楽コンテストであるユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2021にて、イタリア代表として出場したマネスキンが、イタリア勢としては31年ぶりとなる優勝を果たした。彼らは優勝した勢いそのままに、一躍世界的なブレイクを果たしたことが話題になったが、今年のユーロヴィジョン・ソング・コンテストに出場する各国の代表を決めるコンテストも、佳境を迎えている。

画像: ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2021で優勝したマネスキン。

ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2021で優勝したマネスキン。

 マネスキンの優勝を受けて、今年は現地時間5月11日より彼らの母国であるイタリアのタリンにて開催されることが決定しているユーロヴィジョン。

 ラトビアでは、ユーロヴィジョンにラトビア代表として出場するアーティストを決めるためのコンテスト番組が現地時間2月5日に放送されるのだが、コンテストに出場する16組のアーティストの中でも、シティ・ゼーニ(Citi Zēni)というバンドが歌う楽曲「Eat Your Salad」の歌詞がユニークだとして、注目を集めている。

シティ・ゼーニ「Eat Your Salad」の歌詞が話題に

 ユーロヴィジョンの公式サイトはシティ・ゼーニについて、「『その他の少年たち』という意味を持つシティ・ゼーニは、自分たちのことを『オルタナティブ・ユニコーン・ポップの取引をしている東欧出身の6ピース音楽アクト』と説明する」と紹介している。

 そんな彼らの「Eat Your Salad」は、気候変動や地球温暖化対策がテーマになっているのだが、そこで歌われているユニークな歌詞には、ユーロヴィジョンの公式サイトも「オープニングラインは、ユーロヴィジョンの候補から未だかつて聴いたことがない驚くべきものになっている」と太鼓判を押す。その冒頭の歌詞がこちら。

 「肉を食べる代わりに、野菜とアソコを食べる/どっちも大好物、どちらもジューシーだから」

 「サラダを食べよう」というタイトルや、冒頭の歌詞からも分かるように、「Eat Your Salad」はいかに地球環境に優しくできるかについて歌った楽曲となっていて、冒頭の歌詞は「仕事には、車ではなく自転車で行く/日用品はすべて、重さごとに分けてガラス瓶に入れている/使い回しができるバッグを持参」と続く。

 特にキャッチーなサビの部分では、次のように歌われている。「分かってくれ、グリーンでいることはホットなんだ(そう、ホット!)/グリーンでいることはクール(そう、クール!)/サラダを食べて、地球を救おう/グリーンでいることは最高にセクシー」

 踊り出してしまいそうになるポップな音楽もやみつきになる、「Eat Your Salad」の音源はこちら。

 「肉を食べる代わりに、野菜とアソコを食べる」という、キャッチーすぎるオープニングラインから始まるこの楽曲が、ユーロヴィジョンを通じてヨーロッパ全土で放送されれば、話題になること間違いなし。ラトビア代表候補を決めるコンテストの行方は、果たして。(フロントロウ編集部)

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