※この記事には、映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれます。
衝撃的なエンディングを迎えた『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
2022年1月7日に日本公開され、大ヒットとなっているトム・ホランド主演のMCU最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。
同作の終盤で、ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジに、自身のことを知っている全員から自身の記憶を消してほしいとお願いし、実行してもらったトム演じるスパイダーマン/ピーター・パーカー。
本編の最後では、ピーターが、ゼンデイヤ演じる恋人のMJや、ジェイコブ・バタロン演じるネッドに会いに行くも、記憶の中から抹消されているために、ピーターのことを知らないという、ショッキングなエンディングを迎える。加えて、ピーターは希望していたマサチューセッツ工科大学(MIT)への進学が叶わなかった一方で、MJとネッドは無事、MITヘの入学が認められたことも明らかになった。
トム・ホランドとゼンデイヤが『ノー・ウェイ・ホーム』エンディングを語る
先日、トムとゼンデイヤの2人が揃ってマーベルのインタビューに登場。“映画のエンディングについてファンに伝えたいことは?”と訊かれると、ゼンデイヤは次のように答えた。「ごめんなさい(と伝えたい)。彼らにはハッピー・エンディングを迎えてほしかったんだけど。彼らには一緒に大学へ行ってほしかった」
ゼンデイヤの回答を受けて、トムは次のように応じている。「一緒に学校へ行って、夕日に向かって去って行ったら素敵だっただろうね。残念ながら、これが現実なんだ」
インタビューのなかで、ゼンデイヤはMJにとってピーターがいかに掛け替えのない存在であるかについても触れて、「ピーターは彼女を和ませて、世間から自分を守るために彼女が築かざるを得なかった殻を壊す助けになっていると思う。信頼できて、頼りにできる人があまりいない彼女にとって、ピーターはそれができる1人。彼女は彼を失いたくないと思ってる」とコメント。
「でも、失ってしまう」とトムが応じると、「そうだけど、彼女は失いたくないと思ってる。恐ろしいよね」とゼンデイヤ。
「彼女は、自分らしくあることを認めてくれて、自分に自信を持たせてくれて、あらゆる癖を含め自分のありのままを愛してくれる彼を失いたくないと思ってる。彼の方は多くのことを経験することになるから、その彼がちょっとだけ失ってしまうポジティブさを彼女がもらうことになるかもね」とゼンデイヤはさらに続けて、今後は、ピーターのポジティブさが少しMJに移ることになるかもしれないと持論を語った。(フロントロウ編集部)