LGBTQ+の歴史を描く『The Book of Queer(ザ・ブック・オブ・クィア)』
LGBTQ+の歴史を描くミュージカル『The Book of Queer(ザ・ブック・オブ・クィア)』が米Discovery+で6月より配信されることが決定した。本作は、歴史上の人物として名前は聞いたことがあってもクィアであることが知られていない人物などを紹介してくストーリー。
ゲイであることを公言していたワシントン大行進の立役者や、女性との関係をもっていたアメリカのファーストレディなど、歴史の教科書には書かれてこなかったLGBTQ+の歴史を描くという。
本作は、LGBTQ+の俳優によるアンサンブルキャストが200人近い歴史上の人物を演じ、各エピソードはベティー・フーやVINCINTなどのクィアアーティストが制作&出演するオリジナルソングとミュージックビデオで彩られる。また、各エピソードのナレーションは、マーガレット・チョーをはじめとするクィア・アイコンが担当する予定。
「何世紀にもわたり、LGBTQ+の物語はあまりにも長い間、隠されてきました」と、TLCストリーミングおよびネットワーク・オリジナルズの社長、ハワード・リーは声明で述べている。そして、「『The Book of Queer(ザ・ブック・オブ・クィア)』は、頭をクラクラさせるような、クィアの歴史に驚くべき光を当てるでしょう」と続けた。
ミュージカル『The Book of Queer(ザ・ブック・オブ・クィア)』は米Discovery+で6月より配信開始。日本での配信は未定。(フロントロウ編集部)