コストコから送られてきたメールに「この言葉」が含まれていたら要注意。そのワケは…。(フロントロウ編集部)

コストコから送られてきたそのメール、大丈夫なやつ?

 詐欺・なりすましメールは誰もが知る大企業や銀行、ソーシャルメディア、職場など、信頼できる組織になりすますことが多く、受信者を巧みに誘導して金銭やID、その他の個人資産を盗むために個人情報を提供させようとする。

 日本でも年々人気が上昇しているコストコも例外ではなく、今年に入ってからすでに複数の詐欺メールが報告されている。米Snopesによると、その大半が「ずっとあなたと連絡を取ろうとしていました。返事をください!(We have been trying to reach you. Please respond!)」という見出しで、メールの内容は多少異なる可能性があるものの、ほとんどの場合、「おめでとうございます!」というフレーズが含まれているという。メールに記載されているURLをクリックさせて別のサイトに飛ばし、個人情報を入力させるのが手口なので、「クーポンがもらえる」や「ギフトカードがもらえる」といった甘い言葉につられて騙されないよう警戒する必要あり。

 また、メールアドレスを見て詐欺かどうか判断する方法もある。これはアメリカのコストコの話だが、同社が会員と連絡を取る際は必ず「@costco.com」で終わるメールアドレスを使用している。唯一の例外はギフトカードを送るときで、「Do-not-reply@wgiftcard.com」というメールアドレスから送信されるとのこと。

画像: コストコから送られてきたそのメール、大丈夫なやつ?

 ちなみに、前にフロントロウでお伝えしたが、コストコ側もこういった詐欺が横行していることを認識しており、アメリカのコストコは実際に会員のもとに送られてきたEメールやショートメール、ポップアップウィンドウ、SNSの投稿など複数の事例を公式サイトで公開している。そこには、30秒のアンケートに参加するだけで限定特典が得られると書かれたポップアップウィンドウや、2%の現金還元を餌にしたリンク付きショートメールなど、あらゆる方法で会員を騙そうとする悪質な詐欺の数々が。

 とくにコロナ禍でネットショッピングの需要がより一層高まっている影響もあり、ここ1〜2年でオンライン詐欺の被害にあう人が急増している。怪しいメールにはくれぐれもご注意を。(フロントロウ編集部)

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