※トップ写真は、『ザ・バットマン』の撮影に臨むロバート・パティンソンのスタントダブル。
ロバート・パティンソン主演の『ザ・バットマン』
3月11日に待望の劇場公開となるマット・リーヴス監督作品『THE BATMAN-ザ・バットマン-』。
クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』3部作後、久しぶりのDCEUに属さないバットマンが主人公の単独映画ということで、その注目は非常に高い。
本作でバットマン(ブルース・ウェイン)役に抜擢されたのは、ノーラン監督による映画『TENET テネット』で主演を務めたロバート・パティンソンで、偶然にも『テネット』撮影中に『ザ・バットマン』のオーディションに参加していた彼は、それについてノーラン監督にウソをつくも、すぐにバレてしまったという逸話もある。
そして『ザ・バットマン』には、『ダークナイト』でバットマンを演じたクリスチャン・ベールからのアドバイスも生かされていた。
前バットマンから現バットマンへのアドバイス
リーヴス監督は過去に、「ロバートがクリスチャン・ベールと実際に話したことで重要なことの1つだったのは、『自分を楽に出来るようにしなよ』というものだった」と話しており、それがバットスーツのデザインに影響を与えたことを認めている。
そしてクリスチャンが、ロバートにも、DCEUでバットマンを演じたベン・アフレックにも、トイレに行く方法を見つけておくべきだとアドバイスしていたのは、今では有名な話。
しかし、先日、米トーク番組『Jimmy Kimmel Live(原題)』に出演したロバートによると、彼とクリスチャンはセッティングされた会議で会ったのではなく、なんとトイレで偶然会ったという。
「(その状況が)彼に『まず初めにバットスーツを着てすべきなのは、トイレをする方法を攻略することだ』と言わせたのでしょう」と明かすロバートは、クリスチャンのアドバイスを受けて、衣装部にこんなリクエストをしたという。
「(股部分に)パッチが必要です。後ろにフラップが必要です。簡単に開けられるように」
これまで、彼のバットスーツがどのようにトイレに行きやすい工夫を施されたのかは不明瞭だったが、彼の話から予想するに、赤ちゃん用ロンパースでよく見かけるような開閉可能な股部分のデザインになったよう。
『ザ・バットマン』については、衣装やセットのデザインにも注目が集まる。本作ではどんなバットマンやキャットウーマン、リドラーやペンギンの姿が見られるのか。
(フロントロウ編集部)