様々な噂が囁かれている『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
2022年5月4日に全国公開が決定しているMCUの新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』をめぐり、ファンの間で様々な説が浮上しているなか、主演を務めるドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチがこうした噂についてコメントした。
ドクター・ストレンジが『スパイダーマン/ノー・ ウェイ・ホーム』でマルチバースの扉を開いてしまった後のエピソードが描かれる同作をめぐっては、ライアン・レイノルズ演じるデッドプールや、パトリック・スチュワートが演じる『X-MEN』シリーズのプロフェッサーXがMCUに初合流するのではという噂が浮上しているほか、ドクター・ストレンジは実は悪者だという説や、秘密結社イルミナティの一員ではとする説も囁かれている。
ベネディクト・カンバーバッチが一連の噂にコメント
今回、ベネディクトは米現地時間2月27日に出席した第28回SAGアワード(全米映画俳優組合賞)の会場で米ETとのインタビューに応じており、『ドクター・ストレンジ』続編をめぐる一連の噂について話を向けられると、“分からない”と言いたげな表情を浮かべながら、次のように回答した。「表情を作っているところです。これがインターネットで騒がれるわけですから」。
「まあ、“もしかすると”ですね? 誰に分かるのでしょう? まあ、僕自身は分かっているわけですけども」と続けて、曖昧な返事をしたベネディクト。
さらに、「『ドクター・ストレンジ』(続編)の再撮影があったおかげで、『スパイダーマン』の時は逃れられたんです。それで、かわいそうなトムやゼンデイヤ、ジェイコブたちは『そうですね。いや、違います。そうですね。いや、聞いたことないですね』って言って、すべてを否定することを余儀なくされました」と、トム・ホランドらが自身も出演した最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の噂を否定し続けることを余儀なくされたことに触れて、「これからは僕も同じゲームを始めるってことですね」と、次は自分があらゆる噂を否定し続ける番だとコメント。
ベネディクトは、「これが(今後、否定を続けることになる)最初になるわけですよね」と語って、今後、自分はネタバレをしないために嘘もついていく予定だと取れる、まさかの宣言をした。
よって、残念ながらあらゆる噂の真相が明らかになるのは公開までなさそう。一方で、サム・ライミが監督を務める本作が素晴らしい作品であることは間違いないとして、「これはお伝えしておきます。これはお祭りですよ! サム・ライミ・スペシャルです!何もかもが詰め込まれています。タイトルにもそう書いてありますが、他にもたくさんありますよ」と予告した。(フロントロウ編集部)