MCUでブラック・ウィドウを演じてきたスカーレット・ヨハンソンが、映画『アイアンマン2』でMCU入りするまでジムに足を踏み入れたことすらなかったと明かした。(フロントロウ編集部)

スカーレット・ヨハンソンが『アイアンマン2』に向けたトレーニングを振り返る

 2010年に公開されたMCU映画『アイアンマン2』でブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ役に抜擢されて、以来、10年以上にわたって同役を演じ続けてきたスカーレット・ヨハンソン

画像1: スカーレット・ヨハンソンが『アイアンマン2』に向けたトレーニングを振り返る

 2021年には初の単独作品となる『ブラック・ウィドウ』が公開されるなど、今やすっかりMCUを代表するメンバーとなり、長きにわたってヒーローとしての体型を維持してきたスカーレットだが、実は、『アイアンマン2』でMCU入りする以前は、本格的な筋トレはおろか、ジムに足を踏み入れたことすらなかったという。

 今回、スカーレットは米Vanity Fairとのインタビューでキャリアにおいてビューティー面で大きな転換を迎えた瞬間について振り返り、「『アイアンマン2』にキャスティングされた当時は23歳か24歳だったので、私にとってはとてつもない瞬間でした」と、MCU俳優としてキャスティングされた瞬間がそれに当たるとした上で、その理由について次のように明かした。

 「私はそれまでジムに足を踏み入れたこともなかったのですが、スタントのシーンを撮るまでに5週間で準備しなければいけなかったんです」

画像2: スカーレット・ヨハンソンが『アイアンマン2』に向けたトレーニングを振り返る

 スカーレットによれば、当時は今のように「スタントの人たちに何を託して、実際の俳優はどういうことを理解しておくべきかという点で、スタントのシーンを撮影する最も効率的な方法」が定まっていなかったといい、「それまでそういう経験がなかったのですが、私はそれらの演出された大々的なシーンの撮影に臨んだんです」と、今ではスタントウーマンがこなしているような演技も自分でこなしていたと回想。「キャスティングされた瞬間から、私のライフスタイルが大きく変化することになりました」と振り返った。

 『アイアンマン2』に向けて、「筋肉オタクが通うような巨大なジム」に通い始めたというスカーレット。通い始めた当時は、器具の使い方も分からなかったほどだったというが、当時の夫だったライアン・レイノルズのトレーナーを務めていたボビー・ストームと出会い、トレーニングの魅力を知ることができたという。

 「以来、後戻りできなくなりましたね」と、ボビーと出会ってからはトレーニングにハマったというスカーレットにとって、今ではトレーニングがセラピーのようなものになっているそうで、「フィットネスは、私のメンタル面の健康においても重要な存在になっています」と語った。(フロントロウ編集部)

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