『ウォーキング・デッド』でエゼキエルを演じるカリー・ペイトンの子供は、パパのドラマ出演に反対だった! 親子愛にジ~ン。(フロントロウ編集部)

『TWD』カリー・ペイトンが親子共演

 10年以上続くドラマ『ウォーキング・デッド』は、現在、終わりへ向けて最終章のシーズン11が進んでいる。最終章とはいえ、新たな敵である収穫者や、新たなコミュニティであるコモンウェルスといった存在が出てきており、息をつかせぬ展開が続く。

 しかしシーズン11の第10話では、ほとんどの視聴者が気がつかなかった、あるほっこりする出来事も起こっていた。 

 10話では、コモンウェルスの住民がハロウィンを楽しんでおり、街では仮装大会も開催された。そして、軍人マーサーの仮装をした少女が大賞に選ばれ、コモンウェルスを統治するパメラ・ミルトンから賞品をプレゼントされた。

 注目したいのは、この少女。じつはこの少女は、エゼキエルを演じるカリー・ペイトンの子供であるマヤなのだ!

カリーが子の出演に感動した理由

 親子共演を果たしたカリーは、『ウォーキング・デッド』の公式アカウントで思いの丈を綴ったのだが、じつはこの共演はカリーとマヤにとってとても意味のあることだったよう。

 「私がこの仕事を得た時、娘のマヤはあまり嬉しく思っていませんでした。それは、私が1年のほとんどを(撮影地である)ジョージア州で過ごすことになるのを意味したからです。娘は、『(出演を)辞めてよ、パパ。大人はいつも仕事を辞めるじゃん!』と言っていましたね。可能なかぎり頻繁に、飛行機を使って自宅へ戻っていましたが、パンデミックの期間はとくに大変でした。

 だから、このエピソードは私にとってとても意味のあるものなのです。マヤはセレステという、ハロウィンにマーサーの仮装をした小さな女の子を演じました。素晴らしい1日を過ごしましたよ。娘はすごくプロフェッショナルだったし、物語における彼女の小さなパートを伝えるために努力した。すごく誇りに思います。

 辞めなかったけど、もうすぐやりきるよ、ベイビー。もうすぐ家に帰るよ」

 6年前の2016年、シーズン7より登場したエゼキエル。つまりカリーは、マヤが非常に幼い頃から家を空けることになってしまっていたよう。幼いマヤの「大人はいつも仕事を辞める」発言には思わず笑ってしまうが、“パパと離れたくないから仕事を辞めてよ”と言うほどパパっ子であるマヤの様子を聞けば、彼が子供たちとの関係のために努力してきたことも分かる。

 『ウォーキング・デッド』は人気キャラクターが突然死んだり、いなくなったりすることで有名だが、エゼキエルは最終章まで登場し続けた。“もうすぐやりきる”と言えることになったカリーの努力にもまた、拍手。

 ちなみに、『ウォーキング・デッド』のシーズン11には、ニーガンを演じるジェフリー・ディーン・モーガンの子供もウォーカー役でカメオ出演。最終回までに、ほかの俳優の子供も登場するかも?

(フロントロウ編集部)

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