日本のマクドナルドにはどんな特徴がある?
世界中の国々で親しまれているハンバーガーチェーンのマクドナルドは、やみつきになる美味しさから、定期的に食べたくなってしまうもの。
一方で、マクドナルドの食事は“体に悪い”というイメージがある人も少なくはないと思われるが、じつは国によって、同じ商品であってもカロリーや塩分が異なる。
そこで、アメリカのオンラインヘルスヘア企業のNiceRxが各国のマクドナルドの商品を比較したところ、意外な結果が明らかになった。
今回NiceRxが対象としたのは、ビッグマック、フライドポテトのMサイズ、チキンナゲット1つの組み合わせ。
まず、世界33ヵ国のマクドナルドの3商品をカロリーで分析したところ、その合計カロリーが最も高かったのは…、なんと日本!
日本の食事、ひいては日本人に健康的なイメージを持つ人は多いが、マクドナルドのカロリーは違うよう。
ビッグマックは525カロリー、ポテトは410カロリー、チキンナゲットは54カロリーとなっており、合計は989カロリーという結果に。
また、韓国も3位となっており、アジアの国々がトップ3のうち2つを占めることになった。ちなみに、アメリカは8位で、最下位はイスラエルで合計カロリーは729だった。
そして、じつは日本のビッグマックのカロリーはトップ12のなかで最も低い。しかし、日本のポテトとナゲットのカロリーが、他の国より非常に高いのだ。
日本のポテトは410カロリー、チキンナゲットは54カロリーだが、2位のカナダのポテトは350カロリー、ナゲットは42カロリーとなっている。
マクドナルドのポテトといえば、ハンバーガーをしのぐ大人気商品といっても過言ではない。そこには、カロリーという名のうまみが隠れていたのかもしれない。
日本のマクドナルドの塩分は?
NiceRxはさらに、各国のマクドナルドの塩分も比較。1位はトルコだったのだが、ここでも日本は2位という上位にランクイン!
ビッグマックには2.6グラム、ポテトには0.8グラム、ナゲットには0.26グラムの塩分が入っており、合計3.66グラム。塩分に関しては、ビッグマックが他の国よりも少ないというようなことはなく、全体的に多く含まれている結果となった。
また、最下位はこちらもイスラエルで、2.46グラムだった。
NiceRxは飽和脂肪酸の比較も行なったが、こちらは情報がない国もあり、日本を含む3ヵ国が除外されていた。
健康/不健康というのは、高カロリーなものを食べる頻度や、一定期間の食事のバランスから判断すべきとはいえ、この結果が意外だったのは間違いないだろう。
(フロントロウ編集部)