ロバート・パティンソンが肉体改造を否定したワケ
映画『THEBATMAN-ザ・バットマン-』(以下『ザ・バットマン』)で鍛え上げられた肉体美を披露した俳優のロバート・パティンソンが、バットマンを演じるにあたって肉体改造をする予定はないと嘘をついた理由を米MovieMakerのインタビューで語った。
ロバートは、『ザ・バットマン』の撮影が始まって間もない頃に受けた米GQのインタビューで、役のために肉体改造をすることに否定的な姿勢を見せ、「正直、とくに何もしていません」と発言していた。しかし、実際にはちゃんとトレーニングをしていたことが明らかに。では、なぜあのような発言をしたのか? 「完全にしっぺ返しを食らいました」と言うと、そのワケを説明した。
「自分が鍛えていることを話すのは、本当に恥ずかしいことだといつも思っています。イギリス的な考えなのかもしれません。あなたが信じられないほど素晴らしい体形の持ち主であれば、単純な好奇心から、『どうやってその完ぺきな肉体を手に入れたんですか?』とかそういったことを聞かれることもあるでしょうが(自分は違うので)」
続けて、「僕はバットマンを演じるんですよ。鍛えないわけにはいかないでしょう」と笑いながら 言うと、例のインタビューを受けたのが新型コロナウイルスのパンデミックによるロックダウン中で、ワークアウトに身が入っていない時期であったことも例の発言につながっていると付け加えた。
じつは、ロバートのその場しのぎのコメントが真剣に受け止められてしまったのは、これが初めてではない。21歳のときに、あるインタビューで「髪を洗わない」と発言してしまったせいで、それから約15年間にわたってそのイメージがつきまとうことになったと、今回のインタビューで明かしている。
ちなみに、本格的なトレーニングを始めたのは撮影の約3ヵ月前で、撮影が始まってからも仕事の前と後にトレーニングをするほどの気合いの入れようだったそう。シャツを脱ぐシーンの前は「ひたすら削って削って削りまくった」といい、飲む水の量まで計算するほど厳しく追い込んでいたことを米Peopleのインタビューで告白している。(フロントロウ編集部)