※この記事には映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれます。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でエレクトロを再演したジェイミー・フォックス
今年1月に日本でも公開されて大ヒットを記録し、全米の累計興行収入では映画『アバター』を抜いて歴代3位の成績を収めるなど、世界的な大ヒット作となったMCUの最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。
ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジがマルチバースを開いてしまったことがきっかけとなり、同作には、サム・ライミが監督を務めた初期の『スパイダーマン』シリーズや、マーク・ウェブ監督が手がけた『アメイジング・スパイダーマン』シリーズから歴代のスパイダーマンたちやヴィランたちが集結。
『スパイダーマン』シリーズのファンには嬉しすぎる展開となったが、過去のライバルとの再会を喜んだのは、キャスト同士も同じだったよう。今回、海外で『ノー・ウェイ・ホーム』がデジタルリリースされ、その特典映像の中で、スパイダーマン役のアンドリュー・ガーフィールドがエレクトロ役のジェイミー・フォックスとの再会を振り返った。
アンドリュー・ガーフィールドがジェイミー・フォックスにされていた無茶振りとは?
アンドリューによれば、彼は2014年に公開された映画『アメイジング・スパイダーマン2』でジェイミーと共演して以降も、彼と交流を続けていたそうで、「僕とジェイミーは連絡を取り合っていました」と特典映像の中で振り返った。
映画のなかでは敵同士を演じたアンドリューとジェイミーだが、実際はかなりの仲良しであるようで、一緒に参加したパーティーでは、アンドリューがジェイミーからノリで“無茶振り”をされることもあるそう。
ジェイミーがどんなことをアンドリューに無茶振りするかというと、なんとラップ! 「ジェイミーは時々、僕に(ラップの)MCを無茶振りしてくるんですよ」とアンドリューが告白。「フリースタイルラップをやらせるんです」と明かした。
ご存知の方も少なくないと思うが、ジェイミーは俳優として活動しながら、ミュージシャンとしてもキャリアを築いており、カニエ・ウェストとのヒット曲「Gold Digger」などで知られるシンガーでもある。
フリースタイルをやるだけでも難しいのに、プロのミュージシャンの前でやらなければいけない状況はさらに緊張感が増しそうだが、そこはさすがのアンドリュー。「毎回、かなりうまくやれましたけどね」とジョーク混じりに語り、無茶振りに対応して、うまくラップをこなしていたはずと振り返った。
「ジェイミーともう一度絡めたこともそうですし、また共演できたことは最高にクールでした」と、アンドリューは『ノー・ウェイ・ホーム』でのジェイミーとの再共演について語った。(フロントロウ編集部)