ネイルチップは“外し方”も重要
ネイルチップとは、爪の形をしたチップにジェルやマニキュアでデザインを施したもの。ネイル専用の接着剤、またはネイル用両面テープで自爪に貼り付けることで、だれでも簡単に本格的なネイルが楽しめるのが特徴で、仕事や学校の都合でネイルができない人やマニキュアを塗るのが苦手という人から高い支持を得ている。
そんなふだんからネイルチップを楽しんでいる人でも意外と知らないのは、ネイルチップの「正しい外し方」。
俳優のニコール・キッドマンなど多くのセレブを担当するネイリストのジーナ・エドワーズいわく、ネイルチップをただ力任せに外してしまうと、自爪に大きなダメージを与える可能性があるという。では、自爪を傷めずにネイルチップを外すためにはどうすべきなのだろうか?
ネイルチップをぬるま湯につける
ジーナによると、どんなネイルチップであれ、まず真っ先に行ないたいのは、指先を「ぬるま湯」につけること。ネイルチップをぬるま湯に1~2分ほど浸すことで、接着剤や両面テープがふやけ、自爪を傷めずにネイルチップを外すことができるそう。
ぬるま湯につけてもネイルチップが外れない場合は、アセトンを使うのもひとつの手。ジーナは「ネイルチップを外す効果的な方法のひとつが、アセトンベースの除光液を入れたセラミック製またはガラス製の小さなボウルに指先を浸すことです」と米Makeup.comでコメント。この方法ならどんな接着剤でも落ちるので簡単にネイルチップが外れるという。
一方で、ネイルチップの素材によってはアセトンが溶ける可能性もあるため、その場合はグルーオフ(ネイルチップ専用リムーバー)を使ってみるのもいいとアドバイスした。
外した後は「ネイルハードナー」で補強
ネイルチップを外した後は、どうしても爪が乾燥しやすいため、仕上げにネイルハードナーで自爪を補強するのもオススメ。ジーナいわく、このひと手間を加えるだけで、爪がしっかり保護され、より健やかな爪に仕上がると明かした。
ネイルチップは簡単に本格的なネイルアートが楽しめる便利なアイテム。正しい外し方をマスターして、旬のネイルを思いっきり楽しんでみて。(フロントロウ編集部)