アンバー・ハードは元夫ジョニー・デップに何を望む？
映画『アクアマン』のメラ役などで知られる俳優のアンバー・ハードが、めずらしく元夫で俳優のジョニー・デップへの思いを自身のインスタグラムにつづった。ご存じの方も多いと思うが、2人は2016年に離婚が成立するも、ジョニーからアンバーへのDV疑惑などをめぐって現在もなお泥沼裁判が続いている。
以下、アンバーのコメントの全訳。
「これから数週間、オフラインになる予定です。ご存じのように、私はバージニア州で元夫のジョニー・デップと法廷で対峙することになっています。ジョニーは、私がワシントン・ポストに書いた、暴力と家庭内虐待の経験を綴った論説のことで私を訴えています。私は彼の名前は出しておらず、むしろ私は、権力者である男性に対して発言することで女性が払う代償について書きました。私はその代償を払い続けています。この問題が解決して、私もジョニーも前に進むことを望んでいます。私はずっとジョニーへの愛を持ち続けてきました。このようなかたちでこれまでの人生を振り返ることは、私にとって大きな苦痛です。今、私はこの数年間、幸運にも受け続けてきたサポートを認識し、この先数週間はこれまで以上にそれに頼ることになるでしょう。愛を込めて、A」
以前、フロントロウでお伝えしたが、2018年に米Washington Postに掲載されたアンバーの論説が名誉毀損にあたるとして、ジョニーは約55億円（5,000万ドル）の損害賠償金を求めてアンバーのことをを訴えている。その裁判が現地時間4月11日からバージニア州フェアファックス郡の裁判所で始まる。
米New York Postによると、今回の裁判の証人リストにはアンバーの元恋人で実業家のイーロン・マスクや、アンバーとの不倫疑惑がある俳優のジェームズ・フランコ、ジョニーの親しい友人で同じく俳優のポール・ベタニーといった著名人に加え、映画会社のディズニーやワーナー・ブラザースの代理人も含まれているという。また、アンバーとジョニーの口論の様子を撮影した警察の未公開ボディカム映像や、ジョニーとポールのあいだで交わされた衝撃的なメールのやりとりなどが証拠として開示される予定で、当事者であるアンバーとジョニーも証言台に立つことになっている。（フロントロウ編集部）
