『ウォーキング・デッド』最終章パート3で、ダリルが“手に持っていたもの”に注目が集まっている。(フロントロウ編集部)

『TWD』最終章でリックは帰ってくるのか、こないのか

 今年で遂に10年以上の歴史に幕を下ろすドラマ『ウォーキング・デッド』は、最終章が3部構成となり、パート2までの放送が終わった。残すは全8話からなるパート3だけとなり、これをもって『ウォーキング・デッド』は終了する。『ウォーキング・デッド』の撮影は先日すべて完了し、パート3は全米で今秋に放送される予定。そして、パート2最終話の放送とともに、パート3の予告編も公開された。そこで、ダリルが手に持っていたものに注目が集まっている。

 この予告映像からは詳しいストーリーラインは分からないが、コモンウェルス軍のマーサーとニーガンが意味ありげに話し、ダリルやマギー、キャロル、ユージーンといったキャラクターたちの切羽詰まった様子が見て取れる。

 そして映像の後半でダリルが手に持っているのが、一丁の拳銃。昔からのファンであれば見覚えがあるはずのこの拳銃。リックの武器だった「コルト パイソン357マグナム」だろうと予想されている。

 この拳銃は、リックが連れ去られたあとにミショーンが見つけ、その後ジュディスに渡されていた。なぜダリルが持っているのかは不明であり、さらに、ダリルがそれをどう使おうとしているのかも分からない。しかし、このシーンを見たファンのなかには、最終章のシーズン11でリックに戻ってきてほしいと願う人は多い。

 そして、その可能性もある。リックを演じるアンドリュー・リンカーンがドラマを卒業したのはシーズン9でのこと。すでに数年が経ったが、2022年2月には、『ウォーキング・デッド』の撮影が行なわれているジョージア州アトランタで、ダリル役のノーマン・リーダスとアンドリューが一緒に寿司レストランで食事をしていたのだ。

 リックに関しては、長年映画版の制作が進められており、その撮影が開始されたという可能性もある。また、ドラマにリックがカムバックするとしたら、映画版のストーリーはどうなるのかという疑問も湧く。ノーマンは、映画で「リックとダリルが再会してほしい」と話していたが、マギー役のローレン・コーハンは最終回で「リックがヘリコプターで降り立って、ミショーンと一緒にいてほしい」という願いを口にしていた

 『ウォーキング・デッド』は同名コミックスが原作だが、コミックスの最後ではリックとカールが重要な役どころとなるため、今のところドラマがどのように完結するのかは予想がつかない。

 リックがふたたび姿を現すのは、映画か、それともドラマか…。

(フロントロウ編集部)

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