プロも愛用する優秀リップバーム
リップバームは、リップクリームよりも濃厚で保湿力が高く、唇の乾燥防止やリップの下地などにも活用できる保湿アイテム。とくにマスクが手放せない生活が続いていることもあり、マスクの内側につきやすい口紅やリップグロスの代わりにリップバームを愛用するという人も多い。
とはいえ、リップバームと一口に言っても、色付きタイプからジャータイプ、UVカット成分配合などさまざまな種類があり、しかもリップバームによって保湿力も異なることから、一体どれを選べばいいのか迷ってしまうもの。
そこで、今回はそんな数ある「リップバーム」のなかでも、日ごろから人気セレブのメイクを担当する一流のメイクアップアーティストたちが愛用する優秀アイテムを4つ厳選してお届け。
ルーカス ポーポー オイントメント
「ルーカス ポーポー オイントメント(Lucas’ Pawpaw Ointment)」は、オーストラリアの家庭には必ずあるとも言われる、パパイアを発酵させて作ったオーストラリア産の軟膏クリーム。ほんのり甘いパパイヤの香りで、唇だけではなく全身の保湿やヘアケアとしても使える。価格は700円前後。
トップモデルを数多く手がけるメイクアップアーティストのリーハ・スチュワートは「リップカラーを塗る前の下準備として、オーストラリア産のルーカス ポーポー オイントメントを使うのが好きですね。超高保湿&クリーミーなのに、ほとんどベタつきません。(唇のほかにも)肌や肘などの乾燥が気になる部分に塗っても、しっとりとした仕上がりになりますよ」と米The Zoe Reportsでアドバイスする。
バーツビーズ
バーツビーズ(Burt's Bees)の「ビーズワックス リップバーム チューブ」は、ナチュラル原料100%で作られたハチミツ成分配合のリップバーム。ミツロウとココナッツオイルを主成分としたクリーミーな質感のアイテムで、唇を柔らかくしなやかに整えてくれる。価格は600円前後。
俳優のマーシャ・ゲイ・ハーデンやレスリー・ジョーンズを担当するメイクアップアーティストのマリー・ワトキンソン「バーツビーズのリップバームは保湿力が高く、なによりピンクグレープフルーツの香りには毎回うっとりしますし、気分がすっきりします」と米Todayで語っている。
アクアフォー
アクアフォー(Aquaphor)の「リップリペア」は、敏感肌も使える無香料なチューブタイプのリップバーム。シアバター、ビタミンC、E、プロビタミンB5、カモミールエッセンス配合で、唇の乾燥、ひび割れ、荒れを素早く和らげ、しっとり柔らかな質感が長時間キープする。価格は600円前後。
シンガーのシェールや俳優のサラ・ジェシカ・パーカーを担当するメイクアップアーティストのアレックス・ラマーシュは「唇が乾燥していたり荒れていたりして、色のついていないものも欲しい人には、これが私のドラッグストアのメインのおすすめです。唇の荒れがひどいクライアントのために常にメイク道具に入れていますが、自分用としても使っています」と明かした。
EOS
EOSの「リップ バーム」は、ユニークな“卵型”で大人気のオーガニックリップバーム。シアバター、ホホバオイル、ビタミンEなどの保湿成分配合で、乾燥して荒れた唇を徹底ケア。100%ナチュラル&95%オーガニックな処方で、乾燥などのあらゆる環境ダメージから唇を守り、なめらかに整えてくれる。価格は500円前後。
俳優のゼンデイヤやソフィア・カーソンを手がけるメイクアップアーティストのエリン・グースは「ドラッグストアで唯一愛用しているリップバームは、EOSリップクリームです。パラベンやワセリンが含まれておらず、動物実験もされていないし、さまざまな種類の香りがあるところが大好き。リップの形も可愛いし、とても簡単に塗れるところも気に入っています」と勧めている。
1,000円以下で購入できるプチプラ&実力を兼ね備えた優秀なリップバーム。どのアイテムもAmazonやiHerbでゲットできるので、今まで納得のいくリップバームに出会ったことがない人は、トップメイクアップアーティストがおすすめするリップバームを使ってみては。(フロントロウ編集部)