ハリー・スタイルズが新曲「ボーイフレンズ（Boyfriends）」をコーチェラで初披露
ワン・ダイレクションのメンバーであるハリー・スタイルズが、先週末に米・カリフォルニア州インディオで開催された世界最大級の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」にて、初めてヘッドライナーとして出演した。
ビリー・アイリッシュ、ザ・ウィークエンド＆スウェディッシュ・ハウス・マフィアと並んでヘッドライナーに抜擢されたハリーは、現地時間4月15日に開催された1週目の公演でメインステージのトリとして出演し、自身2曲目の全米1位を獲得した、ライブでは初お披露目となった最新シングル「アズ・イット・ワズ（As It Was）」からステージをスタートさせた。
セットリストは、ソロとしてのセルフタイトルのデビューアルバムや、セカンドアルバム『ファイン・ライン』からの楽曲を中心としつつ、ワン・ダイレクションの代表曲「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル（What Makes You Beautiful）」を披露したり、憧れのシンガーだというカントリーシンガーのシャナイア・トゥエインとサプライズで共演したりしたハリー。その中では、2022年5月20日リリースするサードアルバム『ハリーズ・ハウス』に収録されていると見られる新曲も披露された。
ステージで共演したシャナイア・トゥエインとハリー・スタイルズ
ハリーはこの日、「ボーイフレンズ（Boyfriends）」と「レイト・ナイト・トーキング（Late Night Talking）」という2曲の新曲を披露したのだが、パフォーマンス中にとりわけ観客から大きな歓声があがったのが、「ボーイフレンズ」。
ハリーはこの曲を紹介するにあたり、「オーディエンスの中で、ボーイフレンドがいたことがある人は？ オーディエンスの中で、ボーイフレンドがいたことがない人は？」とステージから問いかけた後で、オーディエンスに向けて次のように言い放った。
「あらゆるところにいるボーイフレンドたちへ。くたばれ」
Harry’s speech before performing Boyfriends for the first time
— Harry Styles Updates. (@TheHSUpdate) April 16, 2022
“To boyfriends everywhere, fuck you” pic.twitter.com/8GflLHk60L
この発言に大きな歓声が寄せられた後で、ハリーは女性コーラスたちと共に「ボーイフレンズ」を披露。この曲は、ハリーの「くたばれ」という発言の通り、パートナーを大切にしないボーイフレンドたちについて歌った曲になっていて、「ボーイフレンドたち／彼らは君なんて簡単だと思ってる／彼らは君がいるのを当たり前だと思ってる」などという歌詞が歌われる。
ちなみに、ハリーのライブでは、彼がオーディエンスのボーイフレンドを批判するのは珍しいことではなく、昨年9月に自身の公演で女性ファンから恋愛相談を受けた際には、「捨てちゃいな」とバッサリ相手の“ダメ男”を切ってみせた。（フロントロウ編集部）
