マッツ・ミケルセンがJ.K.ローリングに聞きたかったこと
映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』で、ジョニー・デップに代わって“史上最悪の黒い魔法使い”と言われるゲラート・グリンデルバルドを演じる俳優のマッツ・ミケルセンが、同シリーズの生みの親であるJ.K.ローリング氏に聞いてみたかったことを米The Hollywood Reporterのインタビューで明かした。
主人公のニュートを演じる主演のエディ・レッドメインは、作品に参加するにあたって『ファンタスティック・ビースト』シリーズの脚本を手がけるローリング氏と直接話をしたことを明かしているが、残念ながらマッツは同氏と事前に話をする機会がなかったそうで、できればなぜグリンデルバルドがマグル(非魔法族)を憎み、服従させようとするのかを聞きたかったと話す。
「私は、彼(グリンデルバルド)には簡単に煽動家になってほしくありません。私が思うに、子供の頃、彼の家族に何かが起こり、それが理由で彼は憎しみを持ち続けているのではないでしょうか。彼女(ローリング氏)が作り上げたファンタスティックで、緻密で、複雑な世界について、ぜひ彼女の意見を聞いてみたいですね。この作品だけで終わることなく、また演じられることを願っています」
ちなみに、グリンデルバルド役に挑むにあたってマッツはジョニーとも話をしておらず、過去のインタビューで“ジョニーと話をしたかった”と発言していた。そのコメントについてマッツは、「『お願いだから彼(ジョニー)と話をさせてほしい』と言ったわけではありません」と報道では誇張されすぎていると指摘したうえで、「でも、連絡を取り合えればいいですね。将来的に会う可能性もあるでしょう」と語っている。(フロントロウ編集部)