ジョニー・デップとマーベル俳優の関係にアンバー・ハードがやきもき
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどの出演作で知られる俳優のジョニー・デップが元妻で同じく俳優のアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判で、現地時間4月25日、先週に続きジョニー本人が証言台に立ち、自身とある俳優の関係にアンバーが嫉妬していたと語った。
その俳優とは、マーベルの映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』やドラマ『ワンダヴィジョン』にヴィジョン役で出演するポール・ベタニー。ジョニーの長年の友人であるポールは、ジョニーがアンバーに対して暴力を振るったとして世間から非難されたときも、「彼は私が知る限り、最も優しく、親切で、穏やかな男だ」と証言するなど、つねにジョニーを擁護する姿勢を見せてきたことで知られる。また、2020年にジョニーが英大衆紙を相手取って行なった名誉毀損裁判と今回の裁判で、過去にジョニーと交わした過激な内容のメールを公開されたことで“とばっちり”を受けた人物でもある。
ジョニーはポールとアンバーの関係について、どちらかというと「悪かった」と言うと、意見の食い違いからしばしば衝突することがあったと供述。「ハードさんはベタニーさんを嫌っていました。というのも、私たちはとても仲が良かったからです。彼女にとって彼の存在は脅威でした。彼に私を奪われると思っていたんです。ポール・ベタニーが私の気を引くことが妨げになると。結果的にそれが数々の不愉快な出来事につながりました」と不仲の理由を説明すると、続けてアンバーがポールに対して「無礼」で「意地悪」になることが多々あったと明かした。
ポールと彼の家族と一緒に休暇を過ごしたときも、ある問題をめぐってポールとアンバーが議論になったそうで、途中から会話に加わった、当時18歳だったポールの息子カイが泣き出して退席するほど、アンバーの口撃は容赦なかったという。
ちなみに、「アンバーを燃やそう」などと書かれた過激な内容のメールについて、ポールは「恥ずかしい」「何の脈略もない」とかつて証言しており、ジョニーも“内輪だけのブラックジョークだった”と弁解している。(フロントロウ編集部)