ジェシカ・アルバは映画でヌードにならないと決めている
映画『ファンタスティック・フォー』や『シン・シティ』といった出演作でおなじみの俳優ジェシカ・アルバは、映画出演の契約にヌード禁止条項を設けていることで知られる。
その理由はいたってシンプル。過去に米Glamourのインタビューでワケを聞かれたジェシカは、「祖父母におっぱいを見られたくないからです。それだけです。クリスマスに(家族で集まったときに)気まずい思いをすることになるでしょう。それに、私がこれまでに出演した映画を見ればわかると思いますが、私が裸になることで作品が“格上げ”されることはないんです」と回答。また、米Elleのインタビューで、「私はヌードにはなりません。もしかしたら、そのせいでダメな俳優のレッテルを貼られるかもしれません。そのせいでキャスティングされないこともあるかもしれません。でも、それ以上に(ヌードになることへの)不安が大きすぎるんです」とも語っている。
ちなみに、ジェシカが出演した2010年公開の映画『マチェーテ』には彼女のヌードシーンがあるが、じつはあの裸体は“ニセモノ”。撮影の際、ジェシカは上下ともちゃんと下着を身につけていたが、制作側は「ヌードにならない」という彼女のポリシーを尊重して、同意のうえでCGIを使って下着が取り除かれた。
このシーンについてジェシカのパブリシスト(広報担当者)は、「ジェシカは、キャリアの初期から映画でヌードを披露しないという決意を固めてきました。『マチェーテ』のシャワーシーンで下着をデジタル処理で取り除くことは、彼女がロバート・ロドリゲス監督と一緒に決めたことで、彼の映画に対するビジョンに貢献すると同時に、ヌードに関する彼女の個人的な信念を尊重したものです。彼女はこの映画をとても誇りに思っており、このシーンについて彼女とロバートが下した創造的な決断を支持しています」と米EWを通じてコメントしている。
また、最初に『マチェーテ』の脚本を読んで“セックスシーンが多すぎる”と感じたジェシカが「気が進まないので減らしてほしい」と監督に相談して、脚本を書き換えてもらったというエピソードもある。(フロントロウ編集部)