俳優のジョニー・デップが、法廷で繰り広げられた自身のイチモツをめぐるやりとりに笑いをこらえきれず、机に顔を伏せて大爆笑するひと幕があった。(フロントロウ編集部)

ジョニー・デップが自身の局部をめぐる質疑応答に思わず吹き出す

 俳優のジョニー・デップが元妻で同じく俳優のアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判で、現地時間4月29日、ジョニーのボディガードであるマルコム・コノリー氏が証人としてリモートで法廷に参加し、2015年に映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の撮影のためオーストラリアでに滞在していたジョニーが、現地で借りていた家の玄関で排尿したという話が事実かどうかという質問に答えた。

 そもそもなぜその話になったのか? じつは、この“おしっこ騒動”がきっかけでジョニーとアンバーは喧嘩になり、ジョニーが指の一部を欠損する大ケガを負った指切断事件が起きたと言われており、この日の裁判では指切断事件につながる喧嘩の原因が何だったのかが争点のひとつに。ちなみに、ジョニーの指のケガについて、アンバーは口論になった際にジョニーがボトルや窓などを割るなどして暴れ、その破片で右手の中指を損傷したと2016年の離婚裁判で証言しているが、ジョニーはアンバーが投げたウォッカのボトルが当たって負傷した主張している。

 ジョニーが玄関で排尿したとされるとき、家の外にいたコノリー氏が物音を聞いて中に入ると玄関にジョニーがいたという。しかし、コノリー氏はジョニーが排尿しているところを実際に見たわけではないといい、アンバーの弁護士から「デップ氏は玄関で排尿しようとしていましたね?」と確認されると「いいえ」と否定。

画像: ジョニー・デップが自身の局部をめぐる質疑応答に思わず吹き出す

 続けて、「デップ氏の局部は露わになっていましたよね?」と聞かれると、少々困惑した様子で「デップさんのペニスを見たら覚えているでしょうね」と答えた。そのやりとりを法廷で見守っていたジョニーは笑いをこらえきれず、机に顔を伏せながら大爆笑。傍聴席からも笑い声やどよめきが起きた。

 フロントロウで連日お伝えしているが、ジョニーは、アンバーが2018年に米Washington Postに掲載された論説のなかで、名前こそ出さなかったもののジョニーであることがわかるかたちで、彼によるドメスティック・バイオレンス/家庭内暴力を告発したことが名誉毀損にあたるとして、約55億円(5,000万ドル)の損害賠償金を求めている。現地時間4月11日から始まった裁判は約1ヵ月半にわたって行われる予定で、すでに証言を終えたジョニーに続いて、アンバーも証人として法廷に立つことになる。(フロントロウ編集部)

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