ドミ&JD・ベックがデビューシングル「SMiLE」をリリース
ブルーノ・マーズとのシルク・ソニックとしての活動でも知られるミュージシャンであるアンダーソン・パークが立ち上げた新レーベル、APESHIT Inc.(エイプシット・インク)より、キーボードのドミとドラムスのJD・ベックからなる2人組ユニット、ドミ&JD・ベックがデビューした。
現在20歳のドミと現在18歳のJDが出会ったのは、2018年にドラマーであるロバート・シーライトに招かれて出演したNAMMショー。その後2人は、エリカ・バドゥのバースデー・パーティで共演し、以降デュオとして定期的にプレイするようになる。SNSをきっかけに彼らの演奏は即座に高い評判を呼び、2020年のAdult Swim Festivalではアリアナ・グランデとの共演も実現。シルク・ソニックのシングル「Skate(スケート)」を共作したことでも、大きな話題になった。
そして2022年に入り、アンダーソン・パークが2021年11月に立ち上げたばかりの新レーベルであるAPESHIT Inc.と、ジャズの名門レーベルであるブルーノート・レコードと契約。4月29日に待望となるデビュー・シングルとなる「SMiLE」をリリースした。
シングル「SMiLE」は、所々に変拍子や意表を突く展開を交え、彼らの魅力が存分に詰め込まれた楽曲となっていて、2人の才能を感じられる1曲に仕上がっている。併せて、アンダーソン・パークが監督を務めたミュージックビデオも公開されており、ビデオには、そのアンダーソンやサンダーキャット、マック・デマルコら先輩ミュージシャンたちも出演している。
デビューシングル「SMiLE」のミュージックビデオはこちら。
アンダーソンもその才能を認めた、まだ20歳と18歳という若き2人のこれからに注目したい。(フロントロウ編集部)