格式高いイベントとして知られるメットガラのレッドカーペットで俳優のシドニー・スウィーニーが公開セクハラの餌食に? フォトグラファーから下品な注文をされたとする動画のまさかの真相とは? (フロントロウ編集部)

メットガラで公開セクハラ? シドニー・スウィーニーの動画が話題

 日本時間の5月3日開催された年に1度のファッションの祭典メットガラは、米VOGUEが毎年ニューヨークにあるメトロポリタン美術館で主催しているチャリティイベントで、一般客も超高額なチケットを購入すれば参加できるものの、基本的にはブランドや主催者から招待を受けた一流セレブだけが足を踏み入れることができる格式高い行事として知られている。

 そんな2022年のメットガラに初参戦したのが、ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』でブレイクした俳優のシドニー・スウィーニー

 ソニー・ピクチャーズが手がける『スパイダーマン』シリーズのスピンオフ作品『マダム・ウェブ』への出演が決定したり、イタリア発のブランドMiu Miu(ミュウミュウ)の新広告塔に抜擢されたりと、ハリウッドで今、最もホットな若手俳優の1人であるシドニーは、ウェスト部分の大ぶりなフリルが特徴的なTory Burch(トリー・バーチ)のホワイトのドレスでレッドカーペットに登場。

画像1: メットガラで公開セクハラ? シドニー・スウィーニーの動画が話題
画像2: メットガラで公開セクハラ? シドニー・スウィーニーの動画が話題

 多くのフォトグラファーたちがシャッターチャンスを狙う会場前の大階段では、ボリューミーなロングドレスのスカート部分を取り外してミニドレスに“変身”するというサプライズも披露してみせた。

 メリハリのある美ボディの持ち主で、リアーナが監修するランジェリー・ブランド、Savegex Fenty(サヴェージ×フェンティ)のアンバサダーも務めたことがあるシドニー。フォトグラファーたちの「シドニー、こっちに目線をください!」、「シドニー、笑顔をお願い!」という声に精一杯答えていたが、この時の彼女の様子を撮影した動画に不穏な疑惑が浮上した。

「おっぱいを見せろ」公開セクハラの標的に?

 それは、ある男性カメラマンが、シドニーに向かって卑猥なリクエストをと叫んだというもの。

 米New York Timesがインスタグラムストーリーに投稿した動画には、ミニドレスに変身後のシドニーが、周囲のカメラに向かってポージングを決めている様子が映っている。そこに一緒に収められた音声には、「Does anyone have boobs like you down there? (階段の下の方には君のようなおっぱいの人はいた?)」、「Come on, show us your boobs!(おい、おっぱいを見せろよ!)」と言っているように聞こえる男性の声が入っている。

 ある女性TikTokユーザーがこれを指摘し、「格式高いはずのメットガラでこんな行為があるなんて」「シドニー・スウィーニーがメットガラでセクハラされるなら、私たちに望みはない」などと批判した。

 これがツイッターを通じてさらに拡散されると、メットガラの運営チームが、直ちに声の主である男性を探し出し、事実確認を行なうと声明を出す事態にまで発展。「私たちのゲストがこのようなプロフェッショナルさに欠ける扱いを受けたとしたら、見逃すことはできません」とコメントした。


まさかの聞き間違え!

 その後しばらくして、この件に関して報じた米Buzzfeedが、男性カメラマンがシドニーにかけた言葉に含まれていたのは「おっぱい(boob/ブーブ)」ではなく「動く(move/ムーヴ)」だったことが判明したと説明。

 男性カメラマンは、シドニーが階段の下の方でロングスカートを取り外した際、くるくると回ってポーズを決めていたのを、自分のカメラの前でも再現して欲しいと「Does anyone have moves like you down there ? (下では誰か君みたいに動いていた?)」、「Come on, show us your move! (お願い、動いてみてよ!)」とリクエストしていただけで、決してバストを見せて欲しいと要求していたわけではなかった。

画像: まさかの聞き間違え!

 「boob」と「move」はネイティブスピーカーですら聞き間違えてしまうほど、確かに発音が似ている…。

 セクハラ疑惑を指摘したユーザーは勘違いにより、正義感から動いてしまったよう。もしも本当に「おっぱい」と言っていたら、完全にアウトだが、これは早とちりだった。

 公開セクハラ疑惑の被害者かと心配されてしまったシドニーは、世間で騒動となっていることは知ってか知らずか、メットガラで楽しい思い出ができたよう。当日の写真をインスタグラムに何枚も投稿し、「夢みたいな一夜だった! 正直言って、今まで経験したレッドカーペットのなかで最高だった」と喜びをかみしめていた。(フロントロウ編集部)

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