ポール・ベタニー不在でプロモーションに臨んだエリザベス・オルセン
ついに5月4日に全国公開を迎えたMCUの最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。公開に先立って行なわれたプロモーションには、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチやスカーレット・ウィッチことワンダ役のエリザベス・オルセン、ウォン役のベネディクト・ウォンなどが参加したが、ドラマ『ワンダヴィジョン』でエリザベスとW主演を務めたヴィジョン役のポール・ベタニーは参加しなかった。
エリザベス演じるワンダとポール演じるヴィジョンは、シリーズを通じて恋人同士だったキャラクターで、ヴィジョンは2018年に公開された映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で最凶の敵サノスとの戦いで命を落とすも、2021年に配信されたドラマ『ワンダヴィジョン』でワンダによって復活していた。
今回、公開を迎えた『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、時系列ではドラマ『ワンダヴィジョン』のその後の世界を舞台にしているのだが、ポールは同作には出演しておらず、ワンダが登場するMCU作品としては、ヴィジョンが登場しない初めての作品となっている。
エリザベス・オルセンがポール・ベタニーに送ったテキスト・メッセージ
今回、ポールがいない初めてのMCU作品に出演したエリザベスは、プレスツアー中にポールがいないことをとても寂しく思ったといい、ツアー中に彼にテキストメッセージを送ったのだそう。「先週、彼にテキストメッセージを送りました。『あなたが恋しいよ』って」と、エリザベスは現地時間5月4日に掲載された米Peopleとのインタビューで明かした。
「私は彼と一緒にプレスを行なうことにすっかり慣れていたので」とエリザベスは続けて語り、「なので、彼がいなくて本当に寂しいですし、この映画ではワンダは孤独なので、俳優としてもそう感じます」と、彼女自身としても、ワンダ役としてもヴィジョンを演じるポールの不在を寂しく感じてしまったことを打ち明けた。
ドラマ『ワンダヴィジョン』を通じて、ヴィジョンがいなくなってしまったトラウマと折り合いをつけようとしてきたワンダだったが、ヴィジョンを演じたポールの不在を寂しく思ってしまうのは、演じたエリザベス本人も同様だったよう。
『ワンダヴィジョン』でスカーレット・ウィッチとなったワンダのその後も描かれている映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は現在全国で公開中。(フロントロウ編集部)