Netflixの新ドラマ『HEARTSTOPPER ハートストッパー』でチャーリーを演じる俳優のジョー・ロックが、容姿や性的指向を揶揄するネット上の悪質コメントに反応。(フロントロウ編集部)

ジョー・ロックがネット上にあふれる悪質コメントに言及

 Netflixの新ドラマ『HEARTSTOPPER ハートストッパー』(以下『ハートストッパー』)にチャーリーことチャールズ・スプリング役で出演する俳優のジョー・ロックが、ネット上にあふれる悪質コメントに自身のツイッターで反応した。

 ジョーが「あぁ、ステキだね」という皮肉たっぷりのコメントとともにシェアしたのは、「ジョー・ロック(Joe Locke)」という名前をツイッターの検索バーに入力した際に出てきた“サジェスト”のスクリーンショット。サジェストは、そのキーワードと一緒に検索されることが多いキーワードが自動的に表示される機能のことで、「ジョー・ロック ブサイク」「ジョー・ロック ゲイ」など彼の容姿や性的指向を揶揄あるいは詮索する言葉が名前のあとに続いていた。

 これを見たジョーは「誰にでも意見を言う権利はあるはずです」としたうえで、「でも、僕たちはネットに投稿されたものはほとんど見ているということを知っておいてほしい」とやんわり忠告。ファンからは「ツイッターはネット上で最も最悪の場所」、「あなたは世界で最もキュートな人」などジョーを擁護する声が相次いだ。

 ちなみに、『ハートストッパー』は同名の人気青春コミックが原作のLGBTQ +ティーンドラマで、ジョー演じるチャーリーと、キット・コナー演じるニックことニコラス・ネルソンのピュアで切ない心の変化を描いた青春ラブストーリー。

画像: 左からベン役のセバスチャン・クロフト、ニック役のキット・コナー、チャーリー役のジョー・ロック。

左からベン役のセバスチャン・クロフト、ニック役のキット・コナー、チャーリー役のジョー・ロック。

 恋物語でありながらLGBTQ+もテーマのひとつに据える本作は、主人公以外にもゲイやレズビアン、トランスジェンダーのキャラクターが多数登場。違いを認め合える友人や家族の存在、多様性がごく当たり前に描かれる一方で、セクシュアリティの揺らぎや、親へのカミングアウト、学校や家庭内にも存在する偏見や無理解といった、リアルな現実についても描かれている。(フロントロウ編集部)

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