ヘアケアブランドの「フィーノ」が、医療用ウィッグにかかわる人たちを360°でつなぐプログラム『HAIR TOUCH YOU のばせば届く。』 をスタート。新しい社会貢献の形を提案する。(フロントロウ編集部)

医療用ウィッグの「知る」「参加する」「届ける」をつなぐ

 「まるで美しさが生まれ変わるような体験を」というブランドの想いのもと成長してきたヘアケアブランドのフィーノが、新たなプログラム『HAIR TOUCH YOU のばせば届く。』 を始動。

画像: 医療用ウィッグの「知る」「参加する」「届ける」をつなぐ

 『HAIR TOUCH YOU のばせば届く。』 は、医療用ウィッグにかかわる人々をつないでいくプログラムで、ヘアドネーションをした人、レシピエント、美容師や医療従事者たちの想いを見える化し、それをつないでいく仕組みを作り、新たな「生まれ変わり体験」※1を生み出していく。
※1 フィーノが提案する「生まれ変わり体験」とは、まるで美しさが生まれ変わるような体験を通して、気持ちまで前向きになること。

需要が高まっている「医療用ウィッグ」

 日本におけるがん罹患数は増加傾向にあり※2、人口の高齢化が要因のひとつつとされているけれど、がん患者の約3人に1人は 20~60 代の就労可能年齢※3。一方で、医療の進化も伴い、がんの生存率は上昇 (※4)し、退院患者の平均入院日数も以前より短くなったことで※5、社会とかかわりを持ちながら治療をするケースも増加傾向にあると言われている。

 こうした現状から、注目されているのが「アピアランスケア」。アピアランスケアとは、がんをはじめとする様々な病気や治療の影響による、外見への変化に対するケアのことで、とりわけ医療用ウィッグは、抗がん剤治療の副作用による脱毛症や、無毛症などの方々のアピアランスケアとして重要な役割を担っており、その需要はがん患者の増加に伴い高まっている。

 また、医療用ウィッグとつながりが深いヘアドネーション(髪の毛の寄付)についても、世間の関心が高まっている。その一方で、ヘアドネーション対応・医療用ウィッグカットができる美容院が少ないことや、ウィッグ製造で需要の多い長い髪が不足しているといった現状も。

 そんな医療用ウィッグを取り巻く現状を受け、ヘアケアブランドのフィーノがスタートしたプログラムでは、【知る】医療用ウィッグをとりまく現状を知る、【参加する】自身の想いを共有する、ヘアドネーションをする、【届ける】ウィッグを製作して届けることを通じて、医療用ウィッグの輪をつないでいく。

画像: 需要が高まっている「医療用ウィッグ」

 始動にあたり、まずは医療用ウィッグを提供するための仕組みづくりを担う「fino ウィッグ Bank」を設立。

 また、医療用ウィッグ製作のサポートとなるヘアドネーションをより身近に感じてもらうため、髪を送るために使える封筒&ヘアゴム「fino オリジナルドネーションキット」の無料配布をはじめ、興味関心がある人・医療用ウィッグに携わっている人との意見交換会やイベント、ヘアドネーション対応美容院の開拓など、あらゆる方面での活動を通して社会貢献のカタチを提案。“髪”を通して誰もがつながる「生まれ変わり体験(※1)」を実現していく。

画像: fino オリジナルドネーションキット

fino オリジナルドネーションキット

※2 ※4 国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービスより
※3 厚生労働省「がん患者・経験者の治療と仕事の両立支援施策の現状について」より
※5 厚生労働省「平成 29 年(2017)患者の状況」より

プログラム公式サイト:brand.finetoday.com/jp/fino/hair_touch_you/

This article is a sponsored article by
''.